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2009年09月22日

我が良き友よ!

9月20日 午前4時

 いつもの目覚ましで眠い目をこじあけ、いつものようにコーヒーと煙草で少し人間らしさを取り戻した後、荷物を手に、そそくさと車に乗り込むのは、最近、著しい老人化のためか、早寝早起きが習慣化しつつある、このひげオヤジ
 「うーん、これなら新聞配達か、魚河岸でアルバイトができるかな・・・」
などと、まもなく訪れるであろう「老後の生活」などについても、新しい展望が開けつつあることと、少し微妙に感じながらも、こんな生活習慣が身に付いてきたというのは、これはひとえに、

 フライフィッシング!

なるものに取り憑かれたせいに決まっている。早出早駆けこそが事の明暗を分けるこの楽しみ。そもそも夜型人間であった小生の本性までも塗り替えるという、まっこと恐ろしい

 魔性の道楽!

なのであろうかと、考えてしまう。

 さて、今秋訪れた5連休、先月立てた予定では、20日に、入院間近の盟友type-r殿と、奈良子FCで遊び、返す刀の21日。伊那経由で紀州みかん公が主催される、

 勝手に木曽の陣オータムフェスタ2009!

なる催しにどさくさ紛れで潜り込んでしまおうかと算段。そのつもりで宿の予約なども済ましていたところ、なんとtype-r殿からは、急のキャンセルの連絡が入る。それじゃあ、仕方ない20日の釣りは取りやめにして、21日だけ参加しようかと考えても見たが、

 「うーん、でもそんなことしたら、『せっかくの休日を自分のせいでダメにしちゃった・・・』とあのtype-r殿がすごく申し訳なく思ってしまうんじゃないかなぁ。もしそれで、病気の回復が遅れでもしたら、ものすごく困るよね。だから、やっぱり、20日も釣りに行った方が良いと思うんだけど、ねっ、あなたはどう思いますか、奧さん?」

と前日の夕飯時、それとなく奥方に尋ねてみれば、怒声一閃

 「結局、釣りに行きたいだけなんでしょ、
 勝手になさい、バカ!」


・・・ということで、先ずはこの秋の連休を祝う「1泊2日釣行」が決定。いやはやメデタシメデタシ。などと喜ぶものの、さすがに20日の早朝5時に木曽にたどり着くだけの気力と体力はなく、「まま一人で気楽に行くか。」と考え、今朝は今期6度目となる、

 
石徹白川C&R

我が良き友よ!



へ出かけることにする。基本的に朝早く行っても必ず先行者の存在する川だけに、ゆっくり出発すれば良いのだけれど、このシルバーウィーク。高速道1000円効果もあり、名神~東海北陸道の混雑は必至。できれば渋滞だけは避けたいものと考え、少し早めの出発とした。
 5時前に高速道路に乗ってみると、さすがに交通量は多いものの流れそのものは順調。先ずは法定速度を守りながら一宮JCすぎれば、いつも早朝はガラガラの東海北陸道も、「なんじゃ、こりゃ?」と口走るほどの車の量。昨年富山まで全線開通した上に、途中、高山やら白川郷などの大観光地を備える路線だけに、まあ混むのは当然。先ずはここでも法定速度を守りつつ、いつもよりは遙かにスローペースで白鳥ICを目指すことに。
 白鳥着は7時半。いつも入漁券を買うコンビニでは、ついでに朝食など取った後、ウンサカエンサカ峠を越え、スキー場下の駐車場に車を停めた時は午前8時の少し前。途中川沿いの駐車場所でも何台も車を見てきた上に、ここもすでに10台ほどの先客が。まぁシーズン最終盤。誰しも考えることは同じと思えば、こんなことぐらいでへこたれる、このひげオヤジではございませぬぞ、皆様方。先ずはご安心召されよ・・・などと訳の判らないことを呟きながら、車を降り、見上げる空は、なんと雲一つない天晴れな秋の空。その抜けるような青を眺めていればば、まさにこれこそ、

 
ひげオヤジのフライフィッシング日和!

我が良き友よ!


ならんと切に感じいった次第なのであります。

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 駐車場下のプールを見れば、すでに先行するFFマンが一人。その影が随分すぎてから入渓しようかと考えた小生。それじゃ、もう少ししてから入るとするか・・・とまぁ、まったりとした気持ちでウェーダーやらロッドやらをセットしていると、隣に車を置いていた先客の方から、「おはようございます、あっ、バンブーロッドお使いなんですね。」とお声が掛かる。「ええ、友人から譲ってもらって・・・。」というのをきっかけに少しの間お話しをする。
 ちなみに小生が今日使うことにしたのは、あのメタボ親父殿から、譲り受けたケーンロッド。この竿を持つようになってから、通りがかる釣り人の視線が変わりつつあることを感じる小生。FFを趣味とするなら誰でも「一本は持っていたい」と願うものであるからなのであろう。しかも、この年格好でこのロッドなどを持っていれば、「むむむ、これはさぞや凄腕のフライマン!」などという誤解も雪崩のように降ってくるのも、ある意味当然のこと。かくしてこのひげオヤジ、

 
日本一の見かけ倒しフライフィッシャーマン!

我が良き友よ!

きれいな川にはきれいなロッドが似合います


と相成っていることに、今はじめて気がついた。

 さて、先客殿からお話しを伺えば、20、21日の二日間、この石徹白C&Rでは、「テンカラ釣り」の講習会があるとのこと。「あのS原さんが講師なんですよ!」と心底嬉しそうにお話しをされるが、この小生にはいったいどこの「S原さん」なのか、全く見当もつかない。それでも適当に相槌を打っていると、ご自身はそれなりの経験者(もともとはフライ師だったとのこと)で、今日はスクールのお手伝いをするためにお越しになったという話。
 「9時集合なんですけど、少し早く着きすぎましたね」などとぼやかれつつも、優しい笑顔で話されるそのご様子を拝見していれば、言わずとお人柄の良さが忍ばれる。今期、幾度も訪れてみたが、すれ違う釣り人の姿に腹を立てることはほとんどない。(あの密漁仙人ですら、ある意味、芯から腹の立つことはない・・・)とまぁ、こういうマナーの良い人が多く集まるのが、実はここ石徹白の一番の魅力なのかな・・・と、自分が足繁く通うことになったもう一つの理由にも今、気がついたりする。ほんと、良い釣り場は自然だけが作るものじゃない、ということなのです。

 さて、買いおいた缶コーヒーなぞを飲みつつ、時間を潰していると、なんと先ほど入渓していたFFマンが突然川から上がり戻ってくる。「ええっ、この先で何かあったか?」と激しく疑念にかられつつも、「まっ、先行者が一人いなくなったんだからいっか!」と少しのことは屁とも思わぬ呑気なこのひげオヤジ、皆様方。先ずはご安心召されよ・・・。

 などとネタの使い回しなどにも臆することなく、先ずはケーンロッド(本日のリールはHardyではなく、通販で買ったバッタモン。これ以上、誤解されるのは嫌だ)片手にプールへと降りる。そこから100メートルほど、未だかつて一度もアタリを見たことがないという「沈黙の回廊」と小生が呼ぶ流れに、それでも性懲りもなく毛針を投げる。そして、予想通り釣れない、というお約束のオトボケを味わいつつも、少し進みその先を見れば、毎回必ず魚が顔を見せてくれる「お気楽プール」にさっそく先行者の影。

 覗くように遠くから見れば、ご夫婦のように見えるカップル。ルアーロッドを持ったご婦人の方が、一瞬釣り下ってくるかと思うやまたUターン。さらにご主人と思われる方が、いきなりフライ竿をおいて土手を駆け上がったかと思うと、今度はルアーロッド片手に現れる。そのご様子から、これはプールに居つくつもりの釣り人と推察する(この石徹白では時々、こういう管釣りスタイルの釣り人が時折混じる。もちろん、彼らが魚を釣っている姿を見たことはない)。「それなら・・・」と考え、お二人の近くまで寄って、
 「おはようございます、あのお、先に行って良いですか?」
と、お伺いすれば、予想通り、「ああ、いいすよ。」とご主人の方が笑顔でお答え下さる。「ありがとうございます。」の返事とともに、二言三言の会話を交わした後、その場をさらに50メートルほど遡行した所から、再度釣り開始。

 よぉし、と勢い込んで、これまで実績のあったポイントに毛針を流していくが、反応の方はまったくない。「うーん、ここ石徹白でもやっぱ、9月は難しいのかな・・・」と嘆きつつ、上流を見れば、今度はルアー師が二人、釣り下ってくる姿が見えてくる。
 ダウンストリームキャストが基本となる渓流のルアー。それゆえの釣り下りというのは仕方のないことなのかとも思うが、しかし上流に向いて定位している魚を釣るということからすると、かなり無茶な振る舞いだとは思ったりするのだけれど・・・。まぁ、ルールさえ守るのなら、
人それぞれのスタイルで、それぞれに川を楽しめば良い
というのが小生の考え。一番、自然に優しくマナーの良いのがFF師だと自称する方もおられると思うが、周囲の木やブッシュに、毛針を巻き付けたまま放ったらかしで帰っている自分のことを思えば、とても他人様のことに不満を言うべきではないと思う。

 とはいうものの、時計は既に10時。ルアー投げまくってこの時間まで釣り下ってきているのなら、かなり上の方までダメなのかなぁ・・・、と考え、方針変更を決意するのが普通なのであろうが、たかがルアー師の姿ぐらいに挫けるこのひげオヤジではございませぬぞ、皆様方。先ずはご安心召されよ・・・

 それから一時間。減水し随分歩きやすくなった流れを釣り上がるが、魚の反応はまったくない。先行者の影響もあろうが、やはり昨日から始まった連休の影響ですれてしまっているせいもあろう。「まぁ、一匹でも魚の顔が見れればいいか。」と少しマイナーな気持ちにままに、たどり着いたのはアマゴ園下大プールの手前20メートルほどの所。「そうそう、前はここで釣れたんだ」と思って、落ち込み下のポケットになるところに毛針を落とせば、

 バシャン!

という飛沫と同時に竿がクーンときれいな弧を描く。上流に二度ほど遁走を試みる魚をいなしつつネットに収めてみればサイズは20センチを少し越えるばかりだが、なぜか目を真っ赤にした

石徹白寝不足イワナ・・・
我が良き友よ!


が釣れてくる。エラの様子からしてもまちがいなく成魚放流の一尾。目の赤いのは一度フッキングされたせいであろうと思うが、それでも釣り開始後1時間半を過ぎての釣果。先ずはボ★ズだけは免れたことに安堵の思いが胸一杯に広がってくる。ほんと、あー良かった・・・。

 さてその後、小生一番のお気に入り、「アマゴ園下大プール」へと出てみることに。一段と開けた視界を前に、さぁて、先行者はいずこに? と考え、ずーっと先まで見渡して見れば、これがもう、なんとまぁ、

 そして誰もいなくなった・・・

 おそらくは先ほど通り過ぎたルアー師が他の釣り人をすべて蹴散らかしてくれていったのであろう。結局その場所から脱渓するまでの5時間。前後に一人の釣り人の姿を見ることなく、貸し切り状態での釣りが可能になるのだから、

人生いったい何が起こるかわかりません!
(by ののちゃんのパパさん)


 さて大プールでは先ずチビ助を一尾、インチワームで底から引きずり出し、さらに10分後、藪下の影から20センチ級の今度は自然繁殖したと思われるヒレピンの一尾を釣り上げる。さらのその上流、20メートルほど上がった所で、木の株が日陰をつくる流れにキャストした直後、いきなり陰の中から、ひときわデカイ魚がすごい勢いで毛針に飛びかかってきた。ふむっ!と竿をあおった瞬間、グワァンという大きな衝撃とともに痛恨のアワセ切れ。見ればリーダーとティペットのつなぎ目がきれいに消し飛んでいる。前回釣行時から取り替えもせずに、ズボラに済ませていたおのが愚行を、日本海溝やマリアナ海溝よりも、深く深~く反省しつつ、先ずは午前の釣りを終了することにした。

我が良き友よ!

午前の最後の一尾、ほんとによくぞ釣れてくれました、感謝!


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我が良き友よ!

午後の一尾目。人を疑わぬ愛くるしい瞳が石徹白風


 1時を少し過ぎた所で、昼食休憩。20分ほどのんびり休んでいるが、やはり件(くだん)のルアー師達が小生のために防波堤になっていてくれるのだろう。誰も釣り上がってくる気配もない。同時に陽差しも高く、水温も上がってきたせいもあろう。急に活性の上がった川では、そこかしこで反応が出る。ほとんどの魚が大きな岩陰のえぐれに隠れているのだが、川の中央に立ち、両岸の大石の下にインチワームを流せば、10投に一度は何らかの反応があり(ただ一度見に来た魚は二度と出てこない)、そのうち1回は当たりが出る。
 とはいえ、そこはやはり、日本一の見かけ倒しFFマン!である小生。せっかく掛けた魚も3尾に1尾以上はバラしてしまうという粗忽ぶり。一つはカーボンロッドとは違い、柔らかく繊細なケーンロッドを使いこなせていないせいもあり、もう一つは(翌日Creekwalkers元帥よりご指摘いただいたが)フライにドラグが掛かっているため、魚が毛針を食い切れていないせいもあろう。今シーズンはすでに終わりを迎えているが、また、来季に向けて、良い課題として勉強することにしよう。

 上流部に行けば行くほど、水量は減り、所々が水溜まりのようなプールとなっているこの日の石徹白。誰もいないことを良いことに、のんびりのんびり釣り上がって行くと、時計はすでに4時少し前。この先待っているであろう高速道路の混雑を思えば、5時過ぎには伊那に向かわねばならない。とまぁ急ぐ気持ちに押されるままに、今度は毛針をドライに取り換え、テンポ良くポイントを叩きつつ橋下100メートルの脱渓地点を目指す。
 さてもうすぐ、と思って、流したフライにバシャっとライズがあったかと思うと、水中をクルクル回りつつ、竿を曲げてくれたのは25センチほどのきれいなアマゴ。まだ錆の出ぬその銀白の魚体が今日一日の締めくくりとなった。

我が良き友よ!



 さてさて今日一日の釣りでランディングできた魚の数はなんと

 
11尾!
我が良き友よ!


これが当日最長寸、26センチの岩魚。橙点が鮮やか


何と小生にとって生まれて初めて渓流での

 
ツ抜け!!
我が良き友よ!


ええい、こうなりゃもう一尾オマケの写真と、図に乗っております


を経験することができた。色んな意味で好条件が重なってのことだとは思うが、渓流デビュー2年目にして、このような釣運に恵まれるというのも、すべては多くの素晴らしいお仲間達があってのこと。
 さぁて、それではそれでは、そのお仲間達の待つ、もう一つの山の中、

木曽!!

へ、いざ行かん!と再度エンジンを掛け直す、このひげオヤジではございますれば、皆様方、先ずはご安心召されよ・・・。

(to be continued)


2009/09/20


















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ということで、今回もただちに、continuedしてしまうこの自分に呆れながらも、

9月21日 午前3時30分

 いつもの目覚ましで眠い目をこじあけ、いつものようにコーヒーと煙草で少し人間らしさを取り戻した後、荷物を手に、そそくさと車に乗り込む・・・
 というのは昨日とまったく同じだが、今朝目覚めたのは伊那市内のホテルの一室。いつものようにとあるコンビニの前でhajihadu大将と待ち合わせ、いつものように長いトンネルを抜け、某道の駅にて、早朝5時きっかりにお仲間達と合流する。さて今回は、

 好き勝手に木曽の陣オータムフェスタ2009!

とあの紀州みかん公が、ほとんど土地勘もないままに、行き当たりばったりにぶちあげたという軽はずみ企画!に飛び入り参加することとなった小生。

 先ずは、主催者であるみかん公と、さらには同じ血を分けたとは思えないほどその弟をボロクソに言うゆがんだ兄弟愛(?)の持ち主である夏蜜柑公に長の無沙汰のご挨拶。

 また、今回、初めてのお出会いとなる(丸い眼鏡姿が可愛らしい)tennen-amago殿のお姿にも初見参させていただく。

 その後、けたたましい足音に「むむむっっ!」という思いで振り返ってみれば、なんとまぁ、そこには子分3人を引き連れて大阪から乗り込んできたのがなみはやFF軍団が威風堂々のたたずまい。

 と雁首そろえた、以上、関西勢に対抗するがごとく、関東からは本当なら前日奈良子でご一緒するはずだったメタボ親父殿のお姿と、
 現在は天竜川源流にヤマトイワナを求め徘徊するというCreekwalkers元帥閣下が鎮座まします。

 それに地元代表、その端正なお声ゆえに、「長野NHKの現役アナウンサー」なのではと勝手に小生が思いこんでいる木曽ヤマメ殿がガイド役も兼ねての参加。

 さらにさらに、当然、木曽での主役と相成る大将ならびにへっぽこ小生までが加わって、なんと総勢

 12名の寝不足なる男!

がここ、木曽の一角に参集することと相成った。まさに、へんりー・フォンダの名演も懐かし、あの「12人の怒れる男」ではないことこそが、まさに釣り★鹿一味ほんとの姿なのでありました。(ちなみに本当は参加するはずであった火山特派員殿はまさかの寝過ごしで無念のリタイア・・・ああ、悲し)

 さてさて、これだけそろったFF師。まさかこの12名が揃って同じ川に入渓する訳も行かず、先ずは何処へ誰と誰が出かけるのかと

「沢割会議」

なるものが緊急開催。最初から単独で行くと決めておられるCreekwalkers元帥を除き、各人各様それなりに良い智恵を出し合おうとするのだが、何せ、揃いも揃って全員が起きたばっかりの寝ぼけ頭・・・

 脳の奧まで蜘蛛の巣が張っている

という状態では良い智恵など出てくるはずも全くなく、ただただ時間ばかり虚しく過ぎていく。これぞ、まさにエリック・シャレル監督の名品「会議は踊る」とは似ても似つかぬ

 会議は眠る・・・

という状態に。それでも先頭切ってなみはやFF軍団総裁「んじゃ、ワシラはあの川行ってくるわ!」と眠気を吹き飛ばすがごとくデカイ声を張り上げ、出立の準備に立つ。
 さらには、2日連続の源流釣行でかなり疲弊したご様子のtennen-amago殿をかばうべく、「んじゃ、近くの、あんまりきつくない川で・・・」とみかんBros.木曽ヤマメ殿のご案内の下、近隣の川への出陣を決意。
 「それじゃ、我々は一昨日Creekwalkers元帥が2時間で30尾釣ったっていう、あの川へでも行きますか・・・」という大将のご提案の下、メタボ親父殿ならびに小生の落ち着き先も決定。その時には、
 「まっ、9月は本当に釣れないから・・・」
とすでに泣きの入っている大将の声も、この寝ぼけた頭には全く届かないことだけが、本当に幸いなことなのでありました。

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我が良き友よ!

枝に揺れる赤い木の実に秋の気配が・・・


 今朝の木曽はあまりにも寒く(今朝の気温は、なんと9℃!。木曽ヤマメ殿のお話しによれば前々日から急に冷え込むようになったとの由、秋の気配はあまりに急ぎ足) それじゃ、あまり慌てて川に入っても良くないだろうな・・・ということもあり、先ずは焦らず騒がずの出発となる。

 国道を30分あまり走った後、突然に、未舗装の細い凸凹道に侵入。よたよたとさらに10分ほど進んだ所が車留め。先に入っていく2台の軽トラに少し焦るが、大将の聞き込みに寄れば地元の人の山仕事の車とのこと。先ずは先行者のいないことを喜びつつ、ゆったりと釣り支度。とはいえ、あまりの寒さに雨具を上に着こみつつの、今日もケーンロッドをつないでみることに。
 「こんな藪沢で・・・」とためらう気持ちもあったが、今年はこれが最後の渓流。しかも譲り主のメタボ親父殿とも並んでの釣りともなれば、せっかくの竿が曲がっている所を見ていただきたい気持ちが勝っての、道具立てとなった。

 さて、支度整え、いざ行かん!としたその折も折、なんと大将自らが「初めて入る渓だから・・・」と少し不安なことを口にされる。が、なんとそれを補って余りあるのは、メタボ親父殿が今回ご持参なさった、

 
携帯GPS

我が良き友よ!

スパイ大作戦よろしく情報探査中のメタボ殿。
しかし、足元はふらつき、目は虚ろ・・・大丈夫かぁ?


 これを見れば、現在位置から、その先の林道との距離やら、脱渓点やらがすべて判断できるというスグレもの。「まっ、これがあれば安心ですよ。」と自信満々のメタボ親父殿だが、何せ使っている本人が寝不足かつ3日連続山奥釣行ということで疲労困憊のご様子であるため、果たしてどれだけ信用して良いものか・・・幾つか?マークを頭の中に明滅させつつ先ずは暗い渓へと降りていくことに相成った。

我が良き友よ!


まさに昼なお暗き木曽の渓。盛夏には良い避暑地となる


 晴天の一日となった本日だが、それでも鬱蒼と生い茂る木立の中は、どこまでも薄暗く、偏光レンズを掛ける気にもならない。覆い被さっている枝や木の葉が今日の釣りの厳しさを物語るようだが、先ずは入渓して間もなく、先行させてもらった小生が小さな淵の方の所に毛針を落とすと、パシャ・・・と小さな波紋。一呼吸遅れてロッドを立てれば、

 
ハラホロヒレハレ~

我が良き友よ!

いきなり小生の前に現れたチビ助君。
本人もビックリしたであろうが、釣った小生もビックリした。


と小魚が一尾、足元へ飛んでくる。10センチほどの小さな魚だが、体側にはきれいな朱点が浮かぶちゃんとした岩魚。「さすが、2時間で30尾は嘘じゃない。いるんだ魚は、この川・・・」と喜びと自信を深めつつ、さらにさらに釣り進むことに。

 先ずは幸先の良い一尾目に気をよくした小生。それならと考え、今回の渓流ファイナル釣行に備え、「どうせ釣るなら大物を!」と気張って巻いてきた12番のEHCとする。足元にはけっこう真新しい足跡や、ゴミとなった餌釣り仕掛けがあったりするが、まま、そんなことなど気にしないのが、このだめオヤジの駄目な所である。

 さて、3人で抜きつ抜かれつのまま、遡行していくが、何せ藪沢(といっても、それは小生にとっての話。大将よれば、こんな楽に竿の振れる所はないらしい・・・、って、いつもはいったいどんな所で釣ってるんだ?、あんたは!)。何度も何度もフライを木やブッシュに引っかけるばかりで、肝心の釣りをしている時間は半分ほどしかない。バックハンドやサイドハンドでのキャスティング技術を磨く必要もあるが、それ以上にバックキャストでのループを思ったとおりに作れないとこういう厳しい場所では釣りにならないことを実感。うーん、これもまた、来季に向けての大きな課題ということなのであります。

我が良き友よ!

ようやく光の差し始めた午後の渓。時に吹き抜ける風に胸空く想い


 さて肝心の魚の反応は・・・といえば、気温が上がるにつれて、川全体の活性が上がってくるのを肌で感じるのは前日と同じ。浅い場所に限られるものの(「大場所の魚は餌師に釣りきられているのだろう・・・」というのが大将の見解。また、「前々日、Creekwalkers元帥に虐められ、魚が涙目になっているんだ・・・」というのが小生の見解。さらには、「疲れ果てて、そんなことまで考える余裕はまったくない・・・」というのが、メタボ親父殿の見解。まさに三者三様・・・)一つのポイント毎に何かしらの反応があり、飽きさせない。とはいえ、その多くが、12番のフライを

 ツン・・・

我が良き友よ!

これが今釣行、この渓での最大魚。
いかに小さくとも一尾は一尾、渓の宝石・・・


と突っつくようなものばかりで、アワセようという気すら起こらない。「ひげオヤジさん、何番使ってるの?」という大将の質問に、「12番だけど・・・」と答えれば、「そりゃ、でけぇよ。16番で良いんじゃない。」とのこと。後でCreekwalkers元帥ご本人から伺えば、「う~ん、あの渓なら16番か18番で十分でしょう」とまぁ。あっさりのお言葉。
 良いですか、皆さん。本当にそういう大切な、大切なことは最初に(それもできれば釣り始める前に!)話すことにしましょうね。いいですか、間違いなく、心の底から、

 
わっかりましたね!


我が良き友よ!

相も変わらず藪沢では忍者のごときhajihadu大将の釣り姿


我が良き友よ!

これで毛皮を着てれば、絶対に熊だと思われ撃ち殺される(?)メタボ親父殿の後ろ姿


 昼食休憩の後も、同じような渓相がずっと続く渓を釣り続ける。今度は針を14番に落とした小生(大物狙いゆえに、16番は巻いてきてない)にも何とかフックアップさせることできるようになる。とはいえ、前日同様、2尾に1尾はバラシ、という悪循環は断ち切れず、思うように釣果は伸びない。ということで最長18センチというのを頭に小指級も含め

5尾・・・
我が良き友よ!



という結果に終わる。(とはいえ、3人合わせれば21尾の釣果なのだから、やはり魚はたくさんいた!ということ)しかも真横に林道を眺める入渓しやすい安心な渓でもあることを思えば、これだけ魚がいること自体が奇蹟!ではないかと思うのは、ほとんど魚のいない川しか知らない関西人の悲しい運命、ということにもなるのだろうが。



****************************************


 さて、釣行後はお約束の温泉にて一汗流し(周囲の日帰り温泉はどこも満員。駐車場を見れば長野県以外のナンバーばかりがズラリと並ぶ。さすが、高速道路1000円化の威力!)、再度集合場所に戻りみかん公組の帰りを待つ。約束の7時には合流。聴けば、午前中はぱっとしなかったものの、午後は大爆釣の大戦果だったとのご様子。朝お出会いした時と、見違えるようなtennen-amago殿の明るい笑顔を拝見すれば、みかんBrosのご両人にとっても「充実の3日間」となったご様子。木曽ヤマメ殿のご苦労もあればこそ、まさにご同慶の至りと言うべきであろう。

 全員揃った所で、いったん伊那市内まで戻り最後の晩餐。どこへ行っても満員御礼というこのシルバーウィーク。名物というソースカツ丼なるものを

 並んで待って食う・・・(って、いったいどういうこと?)

というイラチな関西人には想像もできない経験をしつつも、「こういうことが我慢できないようでは良い釣りはできぬ」と一人勝手に思いこみ、ままそれも良い勉強、来年の課題にしようと思う次第。

 夕食、歓談が済めば早、時計は夜の9時。途中見た道路情報に寄れば、「中央道名古屋方面30kmの渋滞などという恐ろしい文字が浮かぶ。厳しい帰途に思いやられるが、それよりもお仲間の皆さんとのお別れにこそ未練が残る。三々五々、走り去る車を見送りながら、「来年も再来年も、ずーっとその先まで、このひげオヤジの良い友達でいて下さいよ。」という想いに加え、また今釣行のきっかけとなった
 type-r tata殿(別名Ohマイブラザー)
の、一日も早く元気な復活を願いつつハンドルを握っておれば、ふっと、こんな歌が頭の中にできていた。

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我が良き友よ
sung by ムッシュ&吉田拓郎

我が良き友よ!  我が良き友よ!


(1)
下駄を鳴らして 奴(ヤツ)が来る
腰に手ぬぐい ぶら下げて
学生服に しみ込んだ
男の臭いが やってくる
ああ 夢よ 良き友よ
おまえ今頃 どの空の下で
俺とおんなじ あの星見つめて
何思う

(2)
可愛いあの娘に 声かけられて
頬を染めてた うぶな奴
語り明かせば 下宿屋の
おばさん酒持って やってくる
ああ 恋よ 良き友よ
俺は今でも この町に住んで
女房子供に 手を焼きながらも
生きている

(3)
男らしさと 人が言う
お前の顔が 目に浮かぶ
力ずくだと 言いながら
女郎屋通いを 自慢する
ああ 夢よ 良き友よ
時の流れを 恨むじゃないぞ
男らしいは やさしい事だと
言ってくれ

(4)
家庭教師の ガラじゃない
金のためだと 言いながら
子供相手に 人の道
人生などを 説く男
ああ 夢よ 良き友よ
便りしたため 探してみたけど
暑中見舞いが 返ってきたのは
秋だった

(5)
古き時代と 人が言う
今も昔と 俺は言う
バンカラなどと 口走る
古き言葉と 悔やみつつ
ああ 友よ 良き酒を
時を憂いて 飲み明かしたい
今も昔も この酒つげば
心地よし

(6)
学生たちが 通りゆく
あいつ程では ないにしろ
まじめなのさと 言いたげに
肩で風切って 飛んでゆく
ああ 友よ 良き奴よ
今の暮らしに 飽きたら二人で
夢を抱えて 旅でもしないか
あの頃へ


我が良き釣友(とも)よ!
lyrics by ひげオヤジ


(for メタボ親父殿
鈴を鳴らして 奴(ヤツ)が来る
腰にスプレー ぶら下げて
フライベストに しみ込んだ
男の臭いが やってくる
ああ 釣りよ 良き友よ
おまえ今ごろ この空の下で
俺とおんなじ 竹竿抱えて
何思う

(for みかんbros.殿
可愛いアマゴに また無視されて
頬を染めてた うぶな奴
釣ってみせるぜ 日置川の
スレた魚が また逃げた
ああ 釣りよ 良き友よ
俺は今でも この町に住んで
餌師鮎師に 手を焼きながらも
生きている

(for type-r tata殿
元気らしいと 人が言う
お前の顔が 目に浮かぶ
妻のお供と 言いながら
緬屋通いを 自慢する
ああ 釣りよ 良き友よ
しばし別れを 恨むじゃないぞ
type-rは やさしい奴だと
言ってやる

(for hajihadu大将
役所勤めの ガラじゃない
金のためだと 言いながら
岩魚求めて ケモノ道
藪沢などを 釣る男
ああ 釣りよ 良き友よ
コメント送って 待ってはみたけど
レスがなんとか 返ってきたのは
次の記事!

(for Creekwalkers殿
古き時代と 人が言う
今もいるさと 彼は言う
ヤマトイワナと 口走る
ハイブリッド・・・と 悔やみつつ
ああ 友よ 源流を
時を憂いて 釣り明かしたい
今も昔も 固有種釣れば
心地よし

(for このひげオヤジのお仲間の皆々様方へ)
釣り馬鹿達が 通りゆく
namihayaほどでは ないにしろ
ボ★ズなのさと 言いながら
毛針風切って 飛んでゆく
ああ 友よ 良き奴よ
今のフライに 飽きたら二人で
ルアー抱えて 旅でもしないか
あの川へ


 さてさて、次のお出会いはいつになりますことやら・・・・。

2009/09/21


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この記事へのコメント
釣行に加え、記事のアップお疲れ様でした。

読み終えたところで、最初には何が書いてあったのか既に覚えてませんが(汗)、石徹白寝不足イワナは、一年間釣り人の相手をした証拠でしょうか。
禁漁期に生き延びて、来年また元気になると、良いですね。

木曽の渓はひげオヤジさんを、優しく迎えてくれたようですね。

なんとか夜は逢えましたが……、次回は寝過ごさないぞ!
Posted by 火山特派員 at 2009年09月23日 02:14
oh-マイブラザー!!

お付き合いできずに申し訳ない・・何て心から思ってます・・が・・が・・
石徹白でルアーマンを囮にしてフライマンを排除するとは・・
しかも間抜けならぬ三重を越えて津抜け?・・さすがそういうところは只のベテランではない!!  と羨ましくもあり、キャンセルしてしまい申し訳ないと思う私の気持ちも和らぎましたよ(^-^)
まあ私のキャンセルのおかげのつ抜け達成である事はお忘れなく(爆)。

2日目は大人数!それでも入る川が有るのが流石木曽ですね
アドバイスは先に言ってね・・は確かにと妙な所に納得の私

とにかく2とも楽しい思いが出来た様子・・良かった良かった

最後に替え歌まで・・ん~書くのに1日かかりそうだわ(笑)
こっちも暇なのでコメントで10000字書こうと思いましたが
もうすぐ「朝ごはん」ですよ~なので・・又次を期待しつつ!

では 又。
Posted by yajirou at 2009年09月23日 07:03
おはようございます。

石徹白でのツ抜けおめでとうございますヽ(^o^)丿
翌日は木曾で釣りですか・・・
タフです! すごいです!

しかし、シャーロットタウンでお会いした方がひげオヤジさんだったとは・・・
世の中ってか、渓の世界は狭いですね!

木曾にも出没しますので
また来年渓で出会うこともあるかもしれません。
見かけたら気軽に声を掛けてください(^^ゞ
Posted by yo-zo at 2009年09月23日 08:16
おはようございます。
何も考えずにぶちまけた軽はずみな企画にご参加いただきありがとうございました。
あまりゆっくりお喋り出来ませんでしたが、久々にお会い出来てうれしゅうございました♪

石徹白は大満足だったんですね。
ブロックしてくれたルアーマンに感謝です(笑
来年は私達が最後に入った川をお薦めします。
開けてるし魚も多いし。
ニッコウが大半ですが、(木が被ってきますが)ちょっと上流に行けばヤマトもたくさん居ますよ♪
Posted by みかん at 2009年09月23日 09:01
こんにちは、
バンブーを持っていて、その威厳のあるヒゲを見ると、
誰しもが貴殿の事を相当のテダレと見る事でしょう、
形から入って中身がそれに追いついて行くというのはFFの一つのパターンですので精進してください。

それから、私が釣ったのは2時間で30匹ではなく、13匹です、
午後の良い時間帯の釣果です、午前中は厳しいですね。
Posted by CREEK WALKERS at 2009年09月23日 12:43
一気に読み切り、今はコーヒータイムとさせて頂いております^^;

イトシロも木曽も完璧じゃないですか?!
この連休にそれだけ釣れればロッドも納得してますよ!
私のように1シーズンに2回もロッドを折るような事がないよう、
充分に足腰鍛えてくだされ^^/
Posted by ウコクック at 2009年09月23日 12:49
お疲れ様でした。
今年最後?の渓流も、怪我がなく無事に締めくくれたこと、何よりでした。
さぁ、私もあと1日、替え歌の通り、疲れた心を引きずりながら、また藪沢を歩いてきます。(笑)
そして今後は、管釣りモードに突入ですので、またどこかでお逢いしましょう。
Posted by hajihadu at 2009年09月23日 12:51
こんにちは

あまりお話は出来ませんでしたが、宜しくお願いいたします。

朝お会いした時は完全に「死んでました」
夜の元気はお魚さんが「笑顔にしてくれました」(勝手なもんです

次回もまたお会いできるのを楽しみにしております。
Posted by tennen_amagotennen_amago at 2009年09月23日 12:59
タフガイ。ですね。

沈黙の回廊・・・スティーヴン・セガールばりの岩魚でもいるのでしょうか(笑)。それとも件のルアー組が?
お人柄の良さがルアー組をも味方に引き寄せておられますね。
なお、渓流ルアーは落ち込み狙いのダウンストリームで白泡の中を釣ってたんでしょう。ニンフでも有効です。
それにしても二日も渓流を歩くとは。本当タフガイですね。

PS
ハーディのリール。以前は失礼しました。
Posted by ならおう at 2009年09月23日 15:31
ひげオヤジ殿、こんばんわ

この連休、石徹白&木曽を満喫されたようですね。
石徹白ではツ抜けおめでとうございます。

今回は、1日違いでお会いできませんでしたが、また来シーズンお願いします。
って、たぶんどこかの管釣りに集合指令が出そうで、来シーズンを待たずにお会いしそうな気もしますが…(笑)。
Posted by massa520 at 2009年09月23日 21:53
初ツ抜け・・・おめでとうございます!!
私もFF2年目やったなぁ~~~ 初ツ抜け。

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12人の大人数では、店に入るのも大変ですね~
おまけに、連休、馬鹿混みとなれば「イラチの関西人」も黙ります(笑)

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大人数でなんだかとっても楽しそう!!
なみはやさんに声かけてもらってたのですが(T▽T;)
そうかぁぁぁ
途中で帰るってのもアリだったのですよね~~。

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最後の歌にはなんだかじ~~~んときちゃいました(´;ω;`)ウゥゥ

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期間限定の私(岐阜滞在中の大阪人ですが)のブログの
「お外仲間(お気に入り)」に貼らせて貰ってもいいですか??
Posted by ちさやん at 2009年09月24日 12:58
>火山特派員殿。なんとか、夜にはお出会いでき、お元気そうなお顔を拝見できましたこと、それはそれ何よりのことでした。次回はまた木曽の渓で、このダメダメFFマンに活を入れるべく、厳しいご指導をお願いしますね。それに淡く散った「10代の恋」のお話しなどもうかがえれば最高だったりするのですが・・・。



>yajirou殿、貴殿に振られたおかげで、逆に良い思いができたこと、ある意味、本当に感謝すべきは貴殿の存在ではなかったかと思います。さて、5月から9月までフルシーズン、一つの川を勉強できたことは、これはこれ小生にとって大きな財産ともなり、また、来季へのステップアップの材料にもなったかと思います。さて、新しい春が来たらその時こそ、二人並んで、渓に挑戦しましょうね!



>yo-zo殿、こちらこそ気がつかぬままにあれやこれやと軽口を利いてしまい、もしかすると不愉快な想いをされたのでは心配致しておりました。ブログの記事を拝見すれば、それなりに充実の二日間だったご様子。種目少し違えども、同じ渓を愛するお仲間として、末長いお付き合いの方をよろしくお願いしたいと思っております。



>みかん公、こんばんわ!なんだかんだといいながら、けっこう出不精な小生にとって、今回の「勝手に源流の陣」は本当に良い息抜きとなりました。
 さて、ご紹介頂いた「釣りやすく、歩きやすく、魚もいっぱいいる渓」ですが、あのhajihadu大将と一緒の釣行では、「ぜぇぇぇぇったい、ダメ、行かない!」ということになりそうです。できれば大将抜きで内緒でご案内いただきませんか?ご検討のほどよろしく。



>CREEK WALKERS元帥閣下、貴殿の健脚ならびに熱情の前には、小生などは「ただの足手まとい」、ならびにそれ以下の存在となることは必至。それゆえ、この先も渓でご一緒することはないとは予想しておるのですが、せめて入渓前に、

 「あそこなら、このフライが良いよ・・・」

というアドバイスなどを頂戴できると幸いなのですが・・・。いえいえ、それもこれも「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」というひそみにならうお心遣いとは承知しつつ、できれば、そこをなんとか・・・、お願いしたく・・・。



>ウコクック殿、あれこれありつつも、先ずは何とか平穏に日々を過ごされていること、小生にとっても幸い至極なことであります。とはいえ、渓流に出るたびに、「おのれの衰え・・・」を痛感する小生。冗談抜きに体と心を鍛えねばと思う毎日であったりします。
 なんてことはさておき、10月の声を聴けば、いよいよ「管釣りシーズン」も本格化。できればあの「しげさん」なども誘って「母袋」か、「新装アーネスト」あたりでご一緒に遊びませんか?どちらも楽ちんキャスティングで十分に釣りになる場所。また一度、連絡致しますのでご検討下さいね。



>hajihadu大将。小生が今もこうやって無事に釣りを楽しめているのも、「渓での安全」を最優先して釣りにご案内いただける大将の存在があってこそ、のことと。
 本当に、本当に感謝しております。しかも、人が狙っている魚を横から割り込んで釣ってしまう!などいう荒技(?)まで見せていただき、人生の厳しさまでも教えてくれる大将殿。来シーズンもきっといろんな場所でご迷惑をかけるつもり(??)でおりますゆえ、覚悟のほど、よろしくお願い致しますね。



>初めましてtennen_amago殿。お初のお目通りになったその朝の貴殿の姿を拝見した時は、

「この人、本当にだいじょぶかぁぁぁあ!」

と真剣に心配したというのは、小生も同じような思いを、今のお仲間と釣り歩くようになって、直接、経験しているからに他なりません。なんてこと言いながらも、結局は「釣れたら元気!」というのが本心の所。同じシニアのFF師として、これから他の川でもご一緒できる日が来ることを何より楽しみに致しております。



>ならおう殿、タフガイ・・・どころか、ただのヘタレであることは本物の小生をご存じの貴殿ならよくご存じのことと思います。さて、これから「なごみ」も本格化。小生も基本である「管釣り」にステージを移す所存ですので、その節は是非ともよろしく!
 とお願いしつつ、できれば来シーズン、一度「石徹白」へご一緒致しましょう。基本的にはヒップブーツで遡行でき、平日ならばなんのストレスもなく、たくさんの魚と戯れることのできる場所。あの「ま。殿親子」もお誘いしたいものと思います。そちらからなら、先ずはご自宅から京滋バイパス経由で瀬田東ICまで小1時間。そこから3時間以内(って、ならおう殿のドライブなら2時間で十分かも知れません)の釣り場と思えば、それほど無理な企画ではないかと思います。また来シーズンの宿題ということで、一度ご検討下さいね。



>ちさやん殿、「最後の歌・・・」って、も、も、も、も、もしかすると、小生の記事(ちなみに文字数11000字以上!)を全部読んでしまわれたのですかあ!とにかくやたら長いだけでまったく役に立たない小生のブログ。世間ではこのブログを読んで、

 頭が悪くなった・・・

という人が約6名(?)ほどいます。そんなお馬鹿ブログですが、リンクなぞ張っていただく光栄にあずかれるとは。いやはや、まったくもって、心よりお願いしたく思うことは、

 ちさやん殿は、絶対に、お馬鹿にならないで下さいね。

このひげオヤジ、本当に、心から心からのお願いであったりします。
Posted by ひげオヤジひげオヤジ at 2009年09月24日 23:44
渓での今シーズンはお世話になりました
やっと念願?の石徹白での“ツ抜け”・・・・・・・・・
  
偏に、鬼教官のお教えの賜物なのか、はたまた
なにくそ根性で上達されたのかはこの際どうでも良いですが
  
まあ楽しく釣りが出来れば何でもアリと言う事で
良い遠征釣行で締めくくられた事は思い出になりますね
     
来シーズンもお願いしますね。
  
Posted by メタボおやじ at 2009年09月25日 11:28
こんばんは。

今回もご一緒できませんでしたが、楽しまれたようですね。

次回は、僕らが午後に入ったところへご一緒しましょう。
あそこなら開けているし、釣り上がるのも楽ですから。

それでは、魚が残ってくれることを祈りつつ・・・
Posted by kiso_yamame at 2009年09月25日 19:58
こんばんは
(相当遅いコメントで失礼します。)
「我が良き釣友(とも)よ!」、最高!
ひげオヤジさんらしい感性と心配りが現れていて素敵です。
相当がんばったシーズンもまもなく終了、来年はもっともっと良い
(釣友との釣行も釣果も!)シーズンになると良いですね!
Posted by jbopperjbopper at 2009年09月26日 21:25
>メタボ親父殿、まったくもって、ご迷惑をお掛けしたままに、

 この一年!

が、あっという間に過ぎてしまった感じの小生です。とはいえ、メタボ殿とのまったく気負わず、気張らずの呑気な釣行は、それはそれ、何よりも楽しいもので、小生もまた一つ、

 生きる喜び・・・

を手にすることができました。今シーズンの感謝と共に、来シーズンもまたよろしくお願いいたいものと平伏しております。



>kiso yamame殿。石徹白でお出会いして以来の二度目のご尊顔拝見と相成った木曽釣行。先ずは自分のことより、当日のhaji大将の動向と、お疲れだったtennenn-amago氏のご様子を横目に見ながら、

 誰もが一番喜ぶであろう・・・

というコースを、御自身の釣欲を押さえつつも選択なされた、そのお優しい姿に、実は小生、

 ものぉぉぉぉぉすごぉぉぉぉぉく!感動しておりました。

歳こそ小生より遙か下にお見受けしつつ、これだけ周囲に配慮のできる人物はそうそうおるものではございません。来季はお奨めの流れの傍で、ともにゆるゆると、おにぎり頬張りながらの釣行を、何よりの楽しみに致しております。



>jbopper殿、今になってこんなことを言うのはなんなのですが、ちなみに今回の替え歌、Jbopper殿とtobitani殿のためのバージョンも実はあったりしたのですが、急の予定変更でその分が他の歌詞と差し替えになってしまいました。
 とはいえ、貴殿への思いは最後の歌詞に込めたごとく、本当にいつか、秋川の流れを前に、のんびりお馬鹿な話にうち興じる日が来ることを願うばかりです。
Posted by ひげオヤジひげオヤジ at 2009年09月27日 22:02
今日は ひげオヤジさん
ツ抜けおめでとうございます。
シーズン最後に結果を出すところなぞ素晴らしい!!

源流釣り憧れますね。おもに、本流、里川の釣行が
多い私は、フライではいまだ未経験です。
来シーズンこそはチャレンジします(^^ゞ

またの、長文お待ちしております。

書くのにどれぐらいかかっているのだろうと
思っている naopapaでした。
Posted by naopapanaopapa at 2009年09月29日 11:26
>naopapa殿、ありがとやんす。ちなみに今回は下書きだけで、

 5時間あまり・・・

掛かっています。とはいえ過去には16000字以上の長尺記事を一気にアップしたこともある小生。この程度ではまだまだとは思っております。なんてことはさておき、基本的に、この軽薄短小なるネットの世界、

 長い文章を読む奴などほとんどいない!

というのを承知しつつ、基本的には「書くことが好き」という自己満足を達成するためだけにブログを続けているようなものです。
 読者が増えようか減ろうが、最近はそういうことにも興味を持たなくなりつつ、小生。これからも気ままに書き継いでいくつもりですので、それでも良ければ、お付き合い下さいますように。お願いしますね
Posted by ひげオヤジひげオヤジ at 2009年09月30日 21:40
 (@@;

ここに来てぇ~↑「ツ抜け♪」だすか(大爆;
して~相変わらず 長文なんですな(^^ゞ

来期は「秋田パラダイス♪」へ(大煽;
Posted by きょん^^;きょん^^; at 2009年09月30日 22:45
きょんさ~ん、ご無沙汰です。そうですか、おっしゃるとおり、東北の地にも、

 我が良き友!

は大勢おられます。来季は秋田パラダイスへ♪という魅力のお言葉。うーん、ものすごく魅力を感じつつ、その実現への道のりはあまりに遠く・・・、先ずは明日から奥方へのゴマスリを3倍強にしなくてはと思う今日この頃であります。
Posted by ひげオヤジひげオヤジ at 2009年10月03日 20:24
こんばんは~~~~~!!
書き込みありがとうございました(^^)

ひげオヤジ殿のブログは毎回楽しみに拝見させていただいて
おりますぞ!

まあ皆さん書き込みなさるので遠慮して私はしてませんが、、、
「うそだろ」と言わないで(笑

今期の渓流も終わり次は管釣りとワカサギツリですが
今年も朽木に集まるような談合もあるので
その時は是非ひげオヤジ殿も参戦していただきたく
思います。
Posted by しげじい at 2009年10月03日 22:08
あれれ?
ずいぶん日にちがすぎちゃったなあ・・・・
で、アタシはまだ禁漁じゃないので、
まだまだ大忙し。(爆
石徹白から木曾へ(近くじゃないよね、お隣だけど)
ひげオヤジさんも今期は頑張ったねえ。
いい釣ができて最高の年になったと思います。
来期はもっともっとだね。(笑
で、替え歌の最後の歌詞だけど、
アタシは釣りバカの頂点に居るの?ありゃま
来期は自制しますだ。
Posted by なみはやFF at 2009年10月05日 19:21
>しげじい殿、まったくもってのご無沙汰をお許し下さい。やっとこ渓流シーズンも終わり、

 ワカサギ&管釣り

の準備に余念のないこととお察しします。また朽木に来るという予定もあると聞けば、今度はルアー&フライ池の奧にある、

 自然渓流釣り場

などにもご案内せねばと思う次第。さらには来年こそ、イワナ渓なぞにもご案内いただきたく、夢吹くらむ小生であったりします。



>なみはや大公!釣り馬鹿の頂点に貴殿を置かずして、いったい誰を置くことができましょうか・・・なんてことはご本人が一番良くご存じのはず。
 本当は一番の歌詞にご登場願おうかと思ったのですが、そうすると、

 2番以降の歌詞が全て吹っ飛ぶ!

ということに気がつき、最後の最後にご登場頂くことに致しました。これからもまだ渓流通いが続くとのこと。釣りもさることながら、お仕事の方も、商売繁盛!となりますよう、願っておりますね。
Posted by ひげオヤジひげオヤジ at 2009年10月07日 18:48
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