2012年01月15日
きっと、晴れる!
1月14日、土曜日。この時期、いつもなら「寒い寒い寒い・・・」と呟きながら、グズグズグズと布団から出ようとしないこのひげオンジ。たアラームが鳴り出すと同時に、ガバリと飛び起きるのだから、これはきっと何か、
良くない魂胆・・・
があるに決まっている。という諸兄のご推察のとおり、タックルバッグを肩にとっと車に乗り込み、一路高速を北上。空を見れば夜明けというのに薄暗く、途中急に雨脚が強くなる。米原ICを下りて丹生川沿いに進路を取れば、雨が雪へと変わってくる。駐車場に車を入れたのが8時少し前。そしてトコトコ坂道を下ってみれば、そこは、

ということに相成った。空からは勢いよく白いものが落ちてくる。「これはやっぱり、車に合羽を取りに戻った方が・・・」とも一瞬思うが、「いやいや今日は、
あの人が来る!
から」と思い、そんな迷いはすっぽり無視して、タバコを吹かしながら開場となる8時半を待つことにする。いつものように10分早く受付の窓口が開くと同時に、駐車料金&入場料&釣り券併せて3850円を支払った後、のんのんずいずいと歩いていけば、白く靄の立ち上るポンドが目の前に広がっている。この釣り場で最高のポイントとなる釣り桟橋の右端に、マナー違反と知りつつも、少し荷物を大きめに広げて釣り座を取るのは、もちろん後からやってくる、
あの人・・・
のために釣り座を確保しようと考えたため。とはいえ、何もせずボンヤリ待っているはずもないこの釣りバカ。先ずは5番のロッドに5Xのティペット。先には赤のBHピューパを結んで、キャスト開始。最初の20分はタナがあわず、スローな釣りになったが、タナ1m20cmときっちり決まれば後はもう、

次々釣れるニジマスにキャキャキャッと笑いながら、
あの人を待つ・・・・・
なんて、釣り開始1時間あまり。すでにフライ一本きりで、20尾以上リリースした後、ロッドケースを片手に下げた、あの人がやってきた。てっきり、「一人で来るはず・・・」と思っていたのに、なんと隣にはどっしりとした巨漢が連れ立っている。「あらら・・・」と思いつつも、少し遠い所から「やあやあ」と手を振ってみれば、そんな小生応えてくださる笑顔が一つ。それは、もちろん、今日ご一緒するあの管釣り&藪沢名人・・・こと、

のお姿なのでありました。
例年、初釣りは「管釣り遠征」と決めているのが、我らが大将。今年も「岡崎のトラポンか、朽木にでも・・・」という連絡があったのは新年早々。しかし厳冬のこの時期、どこもあまり釣れそうにない、ということで小生がご推薦申し上げたのが、この醒ヶ井。高速から下りて近いことと、周年変わらぬ水温のおかげで魚の活性はこの時期でもものすごく高く、さらに「自分ところで魚を養殖している」というものすごいアドバンテージから来る圧倒的な放流量。ここなら先ず外れはないということでお奨めしのだが、「じゃ、そこへ行くから」とお返事のメールをもらったのが3日前。わざわざ小生の地元まで来ていただく上は、ちゃんと釣ってもらわないと困る!ということでの先駆け場所取りの陣と相成るのが今朝のバタバタの原因なのであった。
さて、このひげオンジには一つのジンクスがある。それは何かといえば、

というもの。大将とはこれまで「管釣り」やら「渓流」やら、何度となく一緒に釣りに出かけてきたが、一度も雨に降られたことはない。最初のお出会いが、あの「爆雪のくろや」であったことがきっと良いきっかけになったのだろうと、自分勝手に考えていいるが、それ以降、6年間のお付き合いを経て、「大将&晴れ」というのは小生の中で一つの神話となっている。それゆえ雨具は、あえて車の中に置いてきたのだが、さてさて今日も、朝一番の雪などとうに止み、気がつけば、

になっているから、本当に不思議なものです。
さて大将の隣に居並ぶ偉丈夫といえば、その巨体に似合わぬ優しい笑顔が何より可愛い、

こと、Y.Yoshi殿なのでありました。「奥さんに叱られるから、今回はキャンセル・・・」と事前のメールで伺っていたので、「てっきり来ない」と思っていたヘラクレス殿なのであるが、この無敵の勇者、いったいどういう寝技を使われたのか、まま、上手く奥様をなだめすかしつの急遽の参戦。うーん、その寝技のあらましが気になる所ではあるが、その詳細については日が暮れてから、しっかりお伺いすることにして、先ずは広くはない桟橋にて、三人並んで、新春の釣りということに相成った。
さて、それまで黙々と釣っていた小生も、お仲間が加わればずいぶん陽気な

になる。隣では大将が、渓流ならぬ「管釣り」はあまり得意でないY.Yoshi殿の釣りを眺めながら、
「ほらっ、当たってる、また当たってる、あっ、それじゃ遅い・・・」
とさんざん注文を付けている。その声援(っていうより野次)にペースを攪乱されたのか、キャストの上手なヘラクレス殿は、フライを後ろの木に引っかけるは、あわせ切れするはの大騒ぎになっている。そして肝心の大将ときたら、買い置きのティペットが少し古いせいか、次々と掛かる魚に仕掛けを飛ばされ、釣るよりリーダーの修繕をしている時間の方が長く、ほとんど釣りになってない。いやはやさてさて、これこそまさに、

ということなのでありますねぇ。
などと言いつつ、やはりここ醒ヶ井。釣り場のポテンシャルはすごく高く、手前に落とそうが遠くに投げようが、フライが水になじめば、さほど待つまでもなくマーカーがきれいに消し込み、グンとロッドが曲がり出す。しかも生まれたときから同じ環境で生活しているニジマスたちは本当に元気いっぱいで、30センチそこそこの魚であっても、あっちへ走りこっちへ走り、さらには勢いよくドドンとジャンプを繰り返しては、5番のロッドをバットからグンと曲げてくれる小気味よさ。少しサイズが上がれば、まさに、
腕がしびれる・・・
という所まで遊んでくれるから本当に楽しい。「今日は歳の数だけ釣れたらいいから・・・」と言ってた大将も、午前中だけでほぼそのミッションは終了された。
さてマーカーの釣りにも少し飽きたところで、今度はTypeⅡを巻いたリールを取り出し、6番の竿にセット。引っ張って釣ることにしようと思い、トラウトガムなぞをティペットの先に結んで、キャストすることにした小生。しかしまぁ好事魔多く、遠投しようと思い、足下に出したラインが、ひょんなことからダンゴになってしまう。(ってか、久しぶりに使ったので巻き癖が強く残っていたのがその原因。やっぱり日々のタックルのメンテナンスは大切ですねぇ・・・)
ほどけども、ほどけども・・・ほぐれぬラインにイライラしつつ、結局それためだけで20分以上時間をロス。何とか釣りを再開するまでに、早朝のリードしていた数を、大将、ヘラクレス殿の両名には、あっという間に追いつかれてしまう。
ふと、横を見ればヘラクレス殿までもが「引っ張りの釣り」(ヘラクレス殿はフローティングラインのまま、シンカーを付けてストリーマーを引くというどちらかと言えば、LLの釣り)に参戦しておられる。ようやくのライントラブルからやっと解放された小生が、キャストすれば、
1キャスト・2アタリ・ノーフィッシュ・・・ (?_?)
という状態になる。それもそのはず。「引っ張りなら大物ねらい」ということで小生が投げているのは8番のフライ。いくら何でもデカ過ぎるヘラクレス級のこのフライでは魚は咥え切れてない。「ん、じゃあ」とフライを10番にダウンサイジングすれば、すぐさま手元にグゥンした重みが乗って、ピチピチのニジマスが釣れてくる。それから後はワンキャスト・ワンフィッシュ状態になるが、お隣のY.Yoshi殿もシンカー使用で、きっちりタナを取れたせいか、同じペースで釣り盛る。思わず、二人そろって、

と大きな声を掛けるが、「ふふん」と鼻で笑った大将は、相も変わらずマーカーの釣りで当然至極のごとく、数を伸ばされているのでありました。
お昼を30分ほど過ぎたところで、昼食休憩を取ることに。いつもの醒ヶ井なら園内のあちこちにある食堂やらみやげもの屋で、暖かい食事が取れるのだが、厳冬期の今日、休日であるにもかかわらず、店舗はすべて、

自動販売機までもが電源OFFの状態で一瞬、途方に暮れるが、冬用に開放されている休憩所では「カップラーメン」の販売があり、それで何とか急場をしのぐことに。(ちなみにこの休憩所。インスタントではあるがコーヒーは自由に飲み放題。電子レンジもあるのでコンビニ弁当などを持ってくれば、それなりに極楽なのであります)先ずはカップ麺の湯気に頬を暖めながら、大将から、あれこれ旧知の人々のご様子などをお伺いしつつ、しばしの歓談を楽しむ。このメンバーがそろえば話は尽きることなく、いつまでもおしゃべりと続けていたいところだが、そうは問屋が卸さない。醒ヶ井養鱒場という「滋賀県漁連」という半官半民で運営されるこの釣り場では、なんと休日であるにも関わらず、

という厳しいルールが待っている。(ちなみに年末年始は12月28日から1月4日まで休み・・という、この日本の「レジャー」ということをまったく顧みない、恐ろしいほどの「殿様商売」。こういう暢気さが却って魅力だったりするのです)ということで、昼食休憩もそこそこに、3人そろって、あわてて桟橋に戻ることに。
さて午後の一投目も相も変わらず「引っ張るひげオンジ&ヘラクレス」に対し、ひたすらマーカーで我が道を行く大将。その勢いに押され、再度マーカーでの釣りに戻るのは、ひげオンジ&ヘラクレスの意志が弱いせいでは決してなく、大将の強い信念がそうさせるのであります。それから以降は、
白の時代~黄の時代~橙(オレンジ)の時代・・・

と当たりカラーはそのつど変われど、まま、結局は何を投げても釣れるこの釣り場のおかげで、3人そろって、
キャハハハハハ~(^o^)
と笑い声の絶えない桟橋の上なのでありました。
なんて言いつつも、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうというのがこの世の常。もの悲しい終了時間を知らせる音楽が響き始めれば時計は4時5分前。一足お先に・・と終了し、休憩所にくつろぐ大将の姿を横目に見つつ、最後の一尾を引っ張りの釣りでしとめていれば、お隣でもキュンと消し込むマーカーにすかさずロッドを立てるヘラクレス殿も、最後の一尾をしっかりキャッチ。先ずはそろって優しくニジマスをリリースしつつ、

ということに相成った。ちなみに大将はライントラブルなどで実質5時間あまりしか釣っていないにも関わらず、軽く3桁を釣っている(って、やっぱ実力!)。管釣りが苦手、苦手というヘラクレス殿も、どう見ても80尾以上の釣果にはなっているはず。まま、厳冬のこの時期に、これだけ元気な魚を数釣ることができれば、上上吉・・・ということに相成る次第。
さてその後は、いつものように「日帰り温泉~夕食~コーヒーブレイク」という、いつもの定番メニューに突入していく。温泉では大将の持ち込んだ、
完全防水カメラ・・(^_^;)
にて男三人によるヘアヌード撮影会(ちなみにその写真はネット上では100%発禁)なども催されつつ、いつまで経っても話は尽きない。気がつけば釣り場を後にして4時間以上の時が経っている。いやはやさてさて、、なんで、みんな、こんなに
仲良し!
なんだ、とまったくもって、幼子のように呆れ果てつつ、さてさて次は陽春きらめく渓流での再会を、楽しみに楽しみ、待っていることにしましょうね。
2012/01/14
PS・・・今回の釣行記は、きっと大将のブログ(http://hmachi.blog87.fc2.com/)でも近日公開になるはず。もしかすると「禁断のヌード画像」なども、そちらで見ることができるかも知れませぬ。興味津々の方は、そちらへどうぞ・・・。
良くない魂胆・・・
があるに決まっている。という諸兄のご推察のとおり、タックルバッグを肩にとっと車に乗り込み、一路高速を北上。空を見れば夜明けというのに薄暗く、途中急に雨脚が強くなる。米原ICを下りて丹生川沿いに進路を取れば、雨が雪へと変わってくる。駐車場に車を入れたのが8時少し前。そしてトコトコ坂道を下ってみれば、そこは、
醒ヶ井養鱒場の玄関!
画面に映る白いものはすべて雪です・・・
ということに相成った。空からは勢いよく白いものが落ちてくる。「これはやっぱり、車に合羽を取りに戻った方が・・・」とも一瞬思うが、「いやいや今日は、
あの人が来る!
から」と思い、そんな迷いはすっぽり無視して、タバコを吹かしながら開場となる8時半を待つことにする。いつものように10分早く受付の窓口が開くと同時に、駐車料金&入場料&釣り券併せて3850円を支払った後、のんのんずいずいと歩いていけば、白く靄の立ち上るポンドが目の前に広がっている。この釣り場で最高のポイントとなる釣り桟橋の右端に、マナー違反と知りつつも、少し荷物を大きめに広げて釣り座を取るのは、もちろん後からやってくる、
あの人・・・
のために釣り座を確保しようと考えたため。とはいえ、何もせずボンヤリ待っているはずもないこの釣りバカ。先ずは5番のロッドに5Xのティペット。先には赤のBHピューパを結んで、キャスト開始。最初の20分はタナがあわず、スローな釣りになったが、タナ1m20cmときっちり決まれば後はもう、
入れ食い!
30センチを少し超える魚だが、本当によく走り元気いっぱい。
皆さん、休日の醒ヶ井は他の釣り人のことも考えて少しヘビーなタックルのご準備を!
皆さん、休日の醒ヶ井は他の釣り人のことも考えて少しヘビーなタックルのご準備を!
次々釣れるニジマスにキャキャキャッと笑いながら、
あの人を待つ・・・・・
なんて、釣り開始1時間あまり。すでにフライ一本きりで、20尾以上リリースした後、ロッドケースを片手に下げた、あの人がやってきた。てっきり、「一人で来るはず・・・」と思っていたのに、なんと隣にはどっしりとした巨漢が連れ立っている。「あらら・・・」と思いつつも、少し遠い所から「やあやあ」と手を振ってみれば、そんな小生応えてくださる笑顔が一つ。それは、もちろん、今日ご一緒するあの管釣り&藪沢名人・・・こと、
hajihadu大将!(^_^)v
「いやあ、こんな深い釣り場は苦手だな・・・」だなんて言いながら、
しっかりグッドサイズをキャッチする大将!
しっかりグッドサイズをキャッチする大将!
のお姿なのでありました。
例年、初釣りは「管釣り遠征」と決めているのが、我らが大将。今年も「岡崎のトラポンか、朽木にでも・・・」という連絡があったのは新年早々。しかし厳冬のこの時期、どこもあまり釣れそうにない、ということで小生がご推薦申し上げたのが、この醒ヶ井。高速から下りて近いことと、周年変わらぬ水温のおかげで魚の活性はこの時期でもものすごく高く、さらに「自分ところで魚を養殖している」というものすごいアドバンテージから来る圧倒的な放流量。ここなら先ず外れはないということでお奨めしのだが、「じゃ、そこへ行くから」とお返事のメールをもらったのが3日前。わざわざ小生の地元まで来ていただく上は、ちゃんと釣ってもらわないと困る!ということでの先駆け場所取りの陣と相成るのが今朝のバタバタの原因なのであった。
さて、このひげオンジには一つのジンクスがある。それは何かといえば、
大将と釣るときは絶対、雨にならない!
これが当日の醒ヶ井ルアー&フライ釣り場。水温の方が気温よりずっと高い!
というもの。大将とはこれまで「管釣り」やら「渓流」やら、何度となく一緒に釣りに出かけてきたが、一度も雨に降られたことはない。最初のお出会いが、あの「爆雪のくろや」であったことがきっと良いきっかけになったのだろうと、自分勝手に考えていいるが、それ以降、6年間のお付き合いを経て、「大将&晴れ」というのは小生の中で一つの神話となっている。それゆえ雨具は、あえて車の中に置いてきたのだが、さてさて今日も、朝一番の雪などとうに止み、気がつけば、
空は青空・・・
ほら!このとおり。さっきまでの雪雲が嘘のよう・・・
になっているから、本当に不思議なものです。
さて大将の隣に居並ぶ偉丈夫といえば、その巨体に似合わぬ優しい笑顔が何より可愛い、
東海のヘラクレス!
その体躯とは似合わぬ優しく穏やかな釣り姿の「ヘラクレス」ことY.Yoshi殿。
今日はなぜか絶好調・・・なのです!
今日はなぜか絶好調・・・なのです!
こと、Y.Yoshi殿なのでありました。「奥さんに叱られるから、今回はキャンセル・・・」と事前のメールで伺っていたので、「てっきり来ない」と思っていたヘラクレス殿なのであるが、この無敵の勇者、いったいどういう寝技を使われたのか、まま、上手く奥様をなだめすかしつの急遽の参戦。うーん、その寝技のあらましが気になる所ではあるが、その詳細については日が暮れてから、しっかりお伺いすることにして、先ずは広くはない桟橋にて、三人並んで、新春の釣りということに相成った。
****************************************
さて、それまで黙々と釣っていた小生も、お仲間が加わればずいぶん陽気な
ラテンの釣り~♪(って、いったいどんな釣りだぁ!)
本日、何度も目にしたお二人のダブルヒット!そのアップテンポの釣りはまさに、ラテン・・・
になる。隣では大将が、渓流ならぬ「管釣り」はあまり得意でないY.Yoshi殿の釣りを眺めながら、
「ほらっ、当たってる、また当たってる、あっ、それじゃ遅い・・・」
とさんざん注文を付けている。その声援(っていうより野次)にペースを攪乱されたのか、キャストの上手なヘラクレス殿は、フライを後ろの木に引っかけるは、あわせ切れするはの大騒ぎになっている。そして肝心の大将ときたら、買い置きのティペットが少し古いせいか、次々と掛かる魚に仕掛けを飛ばされ、釣るよりリーダーの修繕をしている時間の方が長く、ほとんど釣りになってない。いやはやさてさて、これこそまさに、
人を呪わば穴二つ・・・
お二人が呪われている間に、こっそり釣果を伸ばす・・・
その姑息さが小生の真骨頂・・・?
その姑息さが小生の真骨頂・・・?
ということなのでありますねぇ。
などと言いつつ、やはりここ醒ヶ井。釣り場のポテンシャルはすごく高く、手前に落とそうが遠くに投げようが、フライが水になじめば、さほど待つまでもなくマーカーがきれいに消し込み、グンとロッドが曲がり出す。しかも生まれたときから同じ環境で生活しているニジマスたちは本当に元気いっぱいで、30センチそこそこの魚であっても、あっちへ走りこっちへ走り、さらには勢いよくドドンとジャンプを繰り返しては、5番のロッドをバットからグンと曲げてくれる小気味よさ。少しサイズが上がれば、まさに、
腕がしびれる・・・
という所まで遊んでくれるから本当に楽しい。「今日は歳の数だけ釣れたらいいから・・・」と言ってた大将も、午前中だけでほぼそのミッションは終了された。
さてマーカーの釣りにも少し飽きたところで、今度はTypeⅡを巻いたリールを取り出し、6番の竿にセット。引っ張って釣ることにしようと思い、トラウトガムなぞをティペットの先に結んで、キャストすることにした小生。しかしまぁ好事魔多く、遠投しようと思い、足下に出したラインが、ひょんなことからダンゴになってしまう。(ってか、久しぶりに使ったので巻き癖が強く残っていたのがその原因。やっぱり日々のタックルのメンテナンスは大切ですねぇ・・・)
ほどけども、ほどけども・・・ほぐれぬラインにイライラしつつ、結局それためだけで20分以上時間をロス。何とか釣りを再開するまでに、早朝のリードしていた数を、大将、ヘラクレス殿の両名には、あっという間に追いつかれてしまう。
ふと、横を見ればヘラクレス殿までもが「引っ張りの釣り」(ヘラクレス殿はフローティングラインのまま、シンカーを付けてストリーマーを引くというどちらかと言えば、LLの釣り)に参戦しておられる。ようやくのライントラブルからやっと解放された小生が、キャストすれば、
1キャスト・2アタリ・ノーフィッシュ・・・ (?_?)
という状態になる。それもそのはず。「引っ張りなら大物ねらい」ということで小生が投げているのは8番のフライ。いくら何でもデカ過ぎるヘラクレス級のこのフライでは魚は咥え切れてない。「ん、じゃあ」とフライを10番にダウンサイジングすれば、すぐさま手元にグゥンした重みが乗って、ピチピチのニジマスが釣れてくる。それから後はワンキャスト・ワンフィッシュ状態になるが、お隣のY.Yoshi殿もシンカー使用で、きっちりタナを取れたせいか、同じペースで釣り盛る。思わず、二人そろって、
「大将!今は引っ張りの時代ですよ~お!」
あまりの好反応にネットまでが震えるのか?ちゃんと掬ってね、ヘラクレス殿
と大きな声を掛けるが、「ふふん」と鼻で笑った大将は、相も変わらずマーカーの釣りで当然至極のごとく、数を伸ばされているのでありました。
****************************************
お昼を30分ほど過ぎたところで、昼食休憩を取ることに。いつもの醒ヶ井なら園内のあちこちにある食堂やらみやげもの屋で、暖かい食事が取れるのだが、厳冬期の今日、休日であるにもかかわらず、店舗はすべて、
休業中・・・(T_T)
桟橋の向こうに見えるのが、冬の醒ヶ井の憩いの場となる休憩所。
係のおじさん、おばさんは相変わらず親切!
係のおじさん、おばさんは相変わらず親切!
自動販売機までもが電源OFFの状態で一瞬、途方に暮れるが、冬用に開放されている休憩所では「カップラーメン」の販売があり、それで何とか急場をしのぐことに。(ちなみにこの休憩所。インスタントではあるがコーヒーは自由に飲み放題。電子レンジもあるのでコンビニ弁当などを持ってくれば、それなりに極楽なのであります)先ずはカップ麺の湯気に頬を暖めながら、大将から、あれこれ旧知の人々のご様子などをお伺いしつつ、しばしの歓談を楽しむ。このメンバーがそろえば話は尽きることなく、いつまでもおしゃべりと続けていたいところだが、そうは問屋が卸さない。醒ヶ井養鱒場という「滋賀県漁連」という半官半民で運営されるこの釣り場では、なんと休日であるにも関わらず、
午後4時、営業終了!
これが本日の桟橋の様子。10名ほどのルアーさんも皆さんよく釣ってましたね。
という厳しいルールが待っている。(ちなみに年末年始は12月28日から1月4日まで休み・・という、この日本の「レジャー」ということをまったく顧みない、恐ろしいほどの「殿様商売」。こういう暢気さが却って魅力だったりするのです)ということで、昼食休憩もそこそこに、3人そろって、あわてて桟橋に戻ることに。
さて午後の一投目も相も変わらず「引っ張るひげオンジ&ヘラクレス」に対し、ひたすらマーカーで我が道を行く大将。その勢いに押され、再度マーカーでの釣りに戻るのは、ひげオンジ&ヘラクレスの意志が弱いせいでは決してなく、大将の強い信念がそうさせるのであります。それから以降は、
白の時代~黄の時代~橙(オレンジ)の時代・・・
またまたまたの、ダブルヒットの模様。
手前のヘラクレス殿の竿の向こうで大将の竿が相似形になっているのが判りますか
手前のヘラクレス殿の竿の向こうで大将の竿が相似形になっているのが判りますか
と当たりカラーはそのつど変われど、まま、結局は何を投げても釣れるこの釣り場のおかげで、3人そろって、
キャハハハハハ~(^o^)
と笑い声の絶えない桟橋の上なのでありました。
なんて言いつつも、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうというのがこの世の常。もの悲しい終了時間を知らせる音楽が響き始めれば時計は4時5分前。一足お先に・・と終了し、休憩所にくつろぐ大将の姿を横目に見つつ、最後の一尾を引っ張りの釣りでしとめていれば、お隣でもキュンと消し込むマーカーにすかさずロッドを立てるヘラクレス殿も、最後の一尾をしっかりキャッチ。先ずはそろって優しくニジマスをリリースしつつ、
本日終了!(^_^)v
ということに相成った。ちなみに大将はライントラブルなどで実質5時間あまりしか釣っていないにも関わらず、軽く3桁を釣っている(って、やっぱ実力!)。管釣りが苦手、苦手というヘラクレス殿も、どう見ても80尾以上の釣果にはなっているはず。まま、厳冬のこの時期に、これだけ元気な魚を数釣ることができれば、上上吉・・・ということに相成る次第。
さてその後は、いつものように「日帰り温泉~夕食~コーヒーブレイク」という、いつもの定番メニューに突入していく。温泉では大将の持ち込んだ、
完全防水カメラ・・(^_^;)
にて男三人によるヘアヌード撮影会(ちなみにその写真はネット上では100%発禁)なども催されつつ、いつまで経っても話は尽きない。気がつけば釣り場を後にして4時間以上の時が経っている。いやはやさてさて、、なんで、みんな、こんなに
仲良し!
なんだ、とまったくもって、幼子のように呆れ果てつつ、さてさて次は陽春きらめく渓流での再会を、楽しみに楽しみ、待っていることにしましょうね。
2012/01/14
PS・・・今回の釣行記は、きっと大将のブログ(http://hmachi.blog87.fc2.com/)でも近日公開になるはず。もしかすると「禁断のヌード画像」なども、そちらで見ることができるかも知れませぬ。興味津々の方は、そちらへどうぞ・・・。
2012年01月08日
一年の計は・・・
さぁて、年も改まった1月8日。ゆっくりと朝寝を決め込み、8時半起床。
窓の外を見れば、うーん、良い天気。「よぉし、これなら・・・」と気持ちははやるが、新年早々そんなに慌ただしい気持ちで休日を過ごす必要はなし。先ずは毎朝欠かさぬモーニングコーヒーなどをゆるゆると楽しみつつ、洗顔やら着替え等々をまったりと済ませた後、ようやくタックルバッグを肩に、いざ出陣。車に乗り込んだ後、北か南か、一瞬迷うが、北を見ればそこは、冬の重い雲がたれ込めている。「んじゃ、南か」と独りごちた後、高速を南下、気がつけば車は

のパーキングに滑り込んでいる。駐車場を見れば、さすがに今年最初の3連休の中日。しかも久々の好天にも恵まれた一日ともなれば、端から端までズラリと並ぶ車の列。時計を見ればすでに10時近くなっていることを思えば、これはこれで当然のこと。小生にとっても今年の初釣りとなる今日。人っ子一人いない寂しい釣り場よりも、これぐらい賑やかでちょうどよい。
先ずは事務所で田中マネを始めスタッフの皆様方に新年のご挨拶。「あらっ、ひげオンジさん、おめでとさん。今年もよろしく~♪」というマネの穏やかな声に、「いえいえ、お世話になるのはこっちの方です」と心の中で何度も頭を下げながら、先ずは前回年末釣行とは趣を異にし、今日はライトエリアの釣り券を手にすることに。それから「ごゆっくり、どうぞ」とまぁ、これもまた聞き慣れたマネの声を背に、向かったのは、

思えば小生が本格的な管釣り人生(って、いったいどんな人生なんだ?)を始めるきっかけになったのがこのエリア。放流量の多さも嬉しいが、先ずは前に滝、右に大堰堤、左に川と田園と、どっちを向いても視線が落ち着く。さらには猛暑の夏でも厳冬の冬でも、一年を通じてコンスタントに釣りを楽しめるのが何よりの魅力。とはいえ、このエリアに通い出した2年目からは本湖での釣りが中心になったことに加え、一昨年、上流の第2ライトエリアにきれいなウッドデッキが整備されてからというもの、ついついそちらにばかり目が移り、この第1エリアで釣りをするのは、なんと3年ぶり・・・ということになった。
タックルをセットした後は、いよいよ小生にとって2012年の・・・初釣りということになる。今日は出かける前から釣りの目的は定まっている。それはつまり、
エイジ・シュート!
なるもの。先ずは今年1年の無事と好釣果を願い、歳の数だけ魚を釣るというのが目標とする。昨年は年末の怪我でトライできなかった分、今年こそという思いもある。となれば目標となる数は

気がつけばすでに四捨五入すれば60歳になるという自分に思わず呆れたりもするが、できればこのまま元気に70尾、80尾、90尾・・・と目標を大きくしていきたいという願いもある。ただまぁ、その時には乗った車イスごとポンドに落ちて、溺れ死ぬことになるかも知れないが、それはそれで、この自分には、もっともふさわしい死に方・・・なのかと思ったりする。なんて、話がいきなり

へとぶっ飛んでしまうが、そんなことは放っておいて、釣りだ釣りだ!


さてお手製マーカーに、定番のBHピューパをセットし、キャストを開始。フライがすんなり水に馴染んだかな、と思うやいなや、マーカーが勢いよく水の中に消し込む。クィンと手首を返せば、強くはないが、キュンキュンと小気味よく4番の竿を曲げてくれたのは、ここでのレギュラーとなる25cmのニジマス君。「いやぁ。今年もよろしく」とここでも新年の挨拶を交わした後、そっとリリース。それから後も、隣に居並ぶFF師と競うが如く、交互に竿を曲げ続けているば、なんとすぐさま

に突入。「いやぁ、別にそんなに気を遣っていただくなくとも、十分に釣れておりますから・・・」と遠慮の一つも言いたくなるところなのだが、いやまぁ、それでも、

という言葉もある。先ずはここをせんどに釣りまくる!というのが、釣り師の義務(?)ということなのですよね、皆さん!
となれば、ろくにキャストもせず、パラリと足下に仕掛けを落とすだけで、次々に魚は釣れてくる。「ううん、これじゃあ午前中に目標達成か?」という思いと共に、「いやいや、いくら何でもそれではあまりにあまり・・・」という気持ちにもなるから、人間とは不思議なもの。
少しペースを落とそうと考え、10尾釣る毎に途中休憩を取ることに。今日に限って「カウンター」を忘れてきたため、その代わりにと、10尾を釣り上げる毎に、小石を一つずつ、後ろの石垣に並べることにする。「先ずは最初の一個・・」と、石ころを置けば、ふっと、自分が10歳だったころのことを思い出す。
****************
ひげオンジ10歳・・・まだオンジではなく、ひげオチビと呼ばれていたその頃。琵琶湖まで徒歩10分という所に住んでいたこともあり、よく友達と一緒に、竹の延べ竿(当時一本30円)一本かついで、サシ虫(当時1パック10円)をエサに「ボテ釣り」に夢中になっていた。
「ボテ」というのは別名「タナゴ」と呼ばれる当時の琵琶湖を代表する雑魚。細かくはヤリタナゴやらタイリクバラタナゴとかちゃんとした名前があるそうだが、当時の琵琶湖の傍に暮らすガキンチョにとっては全て、「ボテ」という蔑称(すなわち体型も釣り味も「ボテッ」としたダメ魚ということです)で呼んでいた。
夕刻間近になると急に食いの立つこの魚。ある時、釣れ盛るのに夢中になり、日の暮れるのも忘れて、友人と二人、真っ暗になるまで釣りまくり、笑いまくりの時間を過ごす。しかし、その時、我が家では、夜になっても帰らぬ我が子を心配した父親が警察に捜索願を出すという大騒ぎになっていた。そんなこととも露知らず、大釣果に笑み満面で帰ってみれば、そこには元陸軍将校の鉄拳が待っているとは・・・、なんてことも、何も知らない、ほんとに純真無垢な子ども時代であったのです。
****************
さて、それから20分立つか立たぬかうちに区切りの20尾目が釣れ上がる。二個目の石ころを並べながら、頭の中には20歳の時の自分の姿が甦る。
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ひげオンジ20歳・・・当時、熱血ひげ野郎と呼ばれていた小生もなんと、大学2年生。その頃は釣りなど全くせず、その後「奥方」という名の下、世界一恐ろしい女性と天下に名をとどろかせることになる女性との交際が本格化した頃であった。
その当時は殊の外「可憐で初々しく」見えた彼女。その姿に欺された・・・と気づくにはもう少し時間が掛かるのではあるが、あの時の過ちさえなければ、なんてことに一切気づかない、うるわしくも情熱的な日々であったのです。
~ちなみに上記の発言に対して、我が奥方のコメントは、
「なに言ってんの、欺されたのはこの私の方でしょ・・・。あんた、あの時は私の言うこと、何でも聞いてくれる優しい人だったし、そんな小汚い『ひげ』なんか、まったく生えてなかったじゃない。挙げ句の果てに、こんな釣りバカになっちゃうなんて、まったく約束が違うぅぅぅぅ!」
~だそうです。さてさて、真実はいったいどこに?
****************
ここで時計を見れば、11時。放流効果もあって、いまだガンガン釣れ続く。思えば、ここまでフライ一本失うことなければティペットの交換もない。最初に準備したセットのままの連続超過・・というのもこの釣り場の実力というものだろう。それから30分もせぬうちに、気がつけば、3個目の石ころを石垣の上に置いている。ここまできたら当然・・・、
****************
ひげオンジ30歳・・・琵琶湖にブラックバスなるものが現れて(それ以降、前述の「ボテ」は急速に姿を消す。外来魚のせいにしたがる人も多いが、度重なる汚染のせいで琵琶湖の湖底から、彼らの産卵床であるカラス貝が姿を消したのが大きい・・というのが小生の見解)、急遽、ルアー師と化した小生も、気がつけばひげパパなどと呼ばれて、すでに5年。日々をやれラパラだ、ヘドンだ、バルサ50だと大騒ぎしているうちはは良かったが、月日が経つにつれ、陸っぱりでは次第に釣れなくなっていく。とはいえバスボートなどを購入する金もなかったこのひげパパさんが、目を付けたのが、フライフィッシング!なるもの。
先ずはブルーギルなどで手慣らしをしつつ、いかにバスが釣るかに夢中になっていたのがちょうど、この頃で、時に夜が更けるのも忘れて釣りに没頭してつつ日々を過ごす。大人になっていたせいもあり、さすがに捜索願こそ出されなかったが、やはり家に帰れば、厳しい鉄拳制裁!が待っていたのは10歳の頃と変わらない。ただ小生をはり倒す人間が、元軍人の父親から
奥方・・・
に変わるということには、未だ気づかぬ楽しい楽しい時代であった。
****************

さて3個目の石ころを並べ終わったところで、時計を見れば11時半。少し早いがあまりに速いペースで釣れ続くため、ここで昼食休憩に。ここ「なごみ」では年末「年越しソバ」の振る舞いがあるが、年始の今日は当然、

を振る舞いがある。いやはやここまでしてもらっては・・・と恐縮することしきりだが、ここもやはり、
据え膳食わぬは男の恥!
ということで、喜んでご相伴にあずかることにする。目の前に出されたのは、大きめのお椀に地元野菜と焼き餅が二つ入った味噌味のお雑煮。少し七味を利かせてふうふと啜れば心もお腹も芯から温まってくれる。ほんわか沸き立つ湯気に包まれていれば、本当に本当に、
新年の喜び・・・(^_^)v
がしみじみと体中に行き渡っていく。あんまりほめると、かえって嫌みになるなぁ・・・と自戒はしつつも、やっぱり良い釣り場です、ここ「なごみ」は!


さてさて、大きめのお餅二つのおかげで、十分満腹した小生。手洗いを済まし、腹ごなしをかねて、少し周辺を散歩した後、再び釣り座に戻る。昼食後の第一投。まだまだ続く放流効果。最初のキャストでいきなり午後の一尾目が釣れてくる。それから15分も経たぬうちに、四個目の石ころが並んでいる。
****************
ひげオンジ40歳・・・思えばこの頃から、少しずつひげオヤジと呼ばれつつあったような気もするが、実はこの時はまだ「ただのひげ」なのであったりします。さてこの時期は、仕事もしっかりと覚えた上、職場での地位もそれなりに確保したというまさに「公」の充実時期。未だITなどという言葉はない時代ではあったが、それでも職場環境が一気に情報化!していくという時代の変わり目。
それまで大きなワークステーションでしかできなかったことがPCでもできると知り、だったら、あれもできる、これもできる・・・と次から次へと色んなことに挑戦しつつ、夜も日もなく働き続けていれば、当然、魚釣りどころの話ではなく、それまで使っていたロッドもリールも、気がつけば納戸の奥で埃を積もらせることになった。ただ、この時、埃が積もらせていたのはタックルばかりではなく、
小生の心・・・
もずいぶんと埃まみれになっていたはず。それから3年後、ひどい目眩と耳鳴りを伴った、自律神経失調症・・・なんてものになるとは、気づくことなどまったくなかった、幸せなのか不幸なのか皆目判らない小生なのでありました。
****************
さてさてちなみに今日の第1エリア。釣り人はルアー師2名にフライ師4名といういつもとはずいぶん異なった趣。いつもならルアー師が2メートル間隔に居並ぶ場所ではあるのだが、なぜか今日に限ってフライ師の方が優性、というのは小生が訪れることを知っての乱暴狼藉かとも思うが、周りにフライ師が多い方が、全体のリズムが整い、釣りやすいことは間違いない。(キャストに自由度の高いルアー師が近くにいると、常に"オマツリ"を気にせねばならず疲れる)ちなみにそのご様子を拝見すれば、小生も含め居並ぶ釣り師全員が、

であることに気づき、改めて驚く。お隣でラインを伸ばすFF師は、小生とほぼ同年代かとお見受けする。さらにその向こうで、小生よりは少しばかり上か・・と拝見するご夫婦FF師が仲良く竿を振っておられる。(ちなみに釣った数ではご主人の方が勝るが、本日の最長寸とも言うべき50cm級をキャッチなされたのは奥様の方。これぞ夫婦円満の秘訣なのですねぇ)そんな周囲の様子見ていれば、まま、これぞ
FF高齢化社会!
の到来というものが脳裏によぎる。
時間にゆとりのもてる中高年にとって、他にも楽しみはいっぱいあるだろうが、先ずは「きれいな空気と生きた自然」を全身で味わえるこの趣味。確かにもっともっと広まっても良いと思う反面、「だけどこれ以上、釣り人が増えて、釣り場が混むのはやだなぁ・・・」などと姑息なことを考えている所、なかなか

なる釣聖の言葉など、いいかな自分のものとはならないものと恥じ入ることしきりなのです。
などと周囲の様子に気を取られつつも、いやがおうでも釣れに釣れてしまう今日の「なごみ」。ふと我に返れば石ころはすでに5個目ということに。
****************
ひげオンジ50歳・・・病後のリハビリと思い復活させたフライフィッシング。途中、ブログなどという悪癖も覚えたせいで、全国津々浦々にお仲間が増えると同時に加速度的にのめり込むことに。それと共に気がつけば、今やもう、まったくもって完璧な、
ひげオヤジ!
と化した小生。濁った目にふらつく足下。さらにはただただ釣りたいという乞食根性丸出しで、東奔西走の日々を迎えることになろうとは、まさに紙の味噌汁・・・もとい、神のみぞ知る!ということなのであった。それでも何とか無事にこれまでやってこられたのは、兎にも角にもこのブログを通じてお近づきになることのできた、
の皆様のお力添えがあってのことに他ならない。まっこと、さんきゅうべりいまっち、の限りなのでありますよ、皆さん・・・
****************
などと言っているうちに、さらに五尾目が追加されれば、

ということにあっさりなってしまう。時計を見ればまだ午後1時を少し過ぎたばかり。当初の予定では1時間12~3尾のペースで釣って、午後3時終了予定であったが、この釣り場の高い潜在能力が、小生の予定を大きく狂わせることになった。本来ならここで潔く帰宅すれば良いのだが、せっかく買った一日券。たった3時間の釣りで反古にするのは忍びない。うーん困った、困った、こまどり姉妹・・・などと関西人にしか判らない独り言を呟いておれば、ふっと脳裏にあることがひらめく。そうだ明日は、
成人式!
ちなみに今年も小生の年賀状でも登場した我が長女である豚娘も、なんと明日には晴れて成人。「そうだそうだ、あの子のお祝いをしなくちゃいけないな・・・」なんて一人ほくそ笑みつつも、先ずは、後、
20尾追加!
とあっさり決定。「となれば心おきなく竿を振れますねぇ・・・」などと思うも、今日のライトエリアでは20尾ぐらいなら半時間もしないうちに釣れてしまう。
何とか時間を稼ごうと、先ずはロングキャスト限定で、わざとフッキングの確率を下げたうえ、手元まで寄った魚には強引にジャンプしてもらって、わざと
バラす・・・
という荒技に出ることで、少しでも釣り場にいる時間を確保しようというのだから、本当にどこまで根性の腐った釣りバカであることか。しかしまぁ、頻繁なアタリと俊敏なファイトを少しでも長い時間、楽しんでいたいと思うのは決して間違った考えではないと考える次第なのですが、さて皆様方はどう思われるのしょう?
なんて手前勝手な屁理屈をこねくり回しつつ、豚娘のためにと20尾目の魚を釣れば、時計はようやく午後3時。うーん、もはやこれまで、と充分満足した気持ちになったところで撤収を決める。それじゃ、片付けましょうか・・と考えた小生。先ずはリールのラインをしっかりまき直しておこうとポンド奥まで目一杯のキャスト。左手でラインをワインドさせつつ、クリクリクリとリールを巻き込んでいれば、なんといきなり、
ガツン!
とラインをひったくるアタリ。あれあれ、まぁまぁ・・と呟きつつも、そのままリールファイトで25cm弱のニジマスをランディング。うーむ、これは、これは・・・・と少しく困った小生ではあったが、いえいえ、実はこの1尾こそ、今年0歳から1歳になる、

ということに決定。いやはや、ここまで切りよく初釣りを終えることに感謝しつつ、ふと東の空を見やれば、遠くには、

がこんな馬鹿を心から許してくれるように微笑んで、微笑んでおりました・・・とさ。
窓の外を見れば、うーん、良い天気。「よぉし、これなら・・・」と気持ちははやるが、新年早々そんなに慌ただしい気持ちで休日を過ごす必要はなし。先ずは毎朝欠かさぬモーニングコーヒーなどをゆるゆると楽しみつつ、洗顔やら着替え等々をまったりと済ませた後、ようやくタックルバッグを肩に、いざ出陣。車に乗り込んだ後、北か南か、一瞬迷うが、北を見ればそこは、冬の重い雲がたれ込めている。「んじゃ、南か」と独りごちた後、高速を南下、気がつけば車は
なごみの湖・・・
午後12時過ぎのなごみ専用駐車場。端から端まできれいに詰まった・・
のパーキングに滑り込んでいる。駐車場を見れば、さすがに今年最初の3連休の中日。しかも久々の好天にも恵まれた一日ともなれば、端から端までズラリと並ぶ車の列。時計を見ればすでに10時近くなっていることを思えば、これはこれで当然のこと。小生にとっても今年の初釣りとなる今日。人っ子一人いない寂しい釣り場よりも、これぐらい賑やかでちょうどよい。
先ずは事務所で田中マネを始めスタッフの皆様方に新年のご挨拶。「あらっ、ひげオンジさん、おめでとさん。今年もよろしく~♪」というマネの穏やかな声に、「いえいえ、お世話になるのはこっちの方です」と心の中で何度も頭を下げながら、先ずは前回年末釣行とは趣を異にし、今日はライトエリアの釣り券を手にすることに。それから「ごゆっくり、どうぞ」とまぁ、これもまた聞き慣れたマネの声を背に、向かったのは、
第1ライトエリア!
思えば小生が本格的な管釣り人生(って、いったいどんな人生なんだ?)を始めるきっかけになったのがこのエリア。放流量の多さも嬉しいが、先ずは前に滝、右に大堰堤、左に川と田園と、どっちを向いても視線が落ち着く。さらには猛暑の夏でも厳冬の冬でも、一年を通じてコンスタントに釣りを楽しめるのが何よりの魅力。とはいえ、このエリアに通い出した2年目からは本湖での釣りが中心になったことに加え、一昨年、上流の第2ライトエリアにきれいなウッドデッキが整備されてからというもの、ついついそちらにばかり目が移り、この第1エリアで釣りをするのは、なんと3年ぶり・・・ということになった。
タックルをセットした後は、いよいよ小生にとって2012年の・・・初釣りということになる。今日は出かける前から釣りの目的は定まっている。それはつまり、
エイジ・シュート!
なるもの。先ずは今年1年の無事と好釣果を願い、歳の数だけ魚を釣るというのが目標とする。昨年は年末の怪我でトライできなかった分、今年こそという思いもある。となれば目標となる数は
55尾・・・
本日、最初の一尾。さて、後54匹だ!
気がつけばすでに四捨五入すれば60歳になるという自分に思わず呆れたりもするが、できればこのまま元気に70尾、80尾、90尾・・・と目標を大きくしていきたいという願いもある。ただまぁ、その時には乗った車イスごとポンドに落ちて、溺れ死ぬことになるかも知れないが、それはそれで、この自分には、もっともふさわしい死に方・・・なのかと思ったりする。なんて、話がいきなり
縁起の悪い方面・・・m(_ _)m
ちなみに、これが当日の小生のカウンター。これじゃ、まるで「賽の河原の石積み」
「一つ積んでは父のため~♪」って、新年早々なんて縁起の悪いことを・・
「一つ積んでは父のため~♪」って、新年早々なんて縁起の悪いことを・・
へとぶっ飛んでしまうが、そんなことは放っておいて、釣りだ釣りだ!
上が自慢のお手製マーカー。下は管釣り定番フライ。今年もお世話になりますね。
さてお手製マーカーに、定番のBHピューパをセットし、キャストを開始。フライがすんなり水に馴染んだかな、と思うやいなや、マーカーが勢いよく水の中に消し込む。クィンと手首を返せば、強くはないが、キュンキュンと小気味よく4番の竿を曲げてくれたのは、ここでのレギュラーとなる25cmのニジマス君。「いやぁ。今年もよろしく」とここでも新年の挨拶を交わした後、そっとリリース。それから後も、隣に居並ぶFF師と競うが如く、交互に竿を曲げ続けているば、なんとすぐさま
放流タイム!
放流作業中のマネとスタッフ君。
いやぁ、この時ほど男前に見える二人はおりませんねぇ~♪
いやぁ、この時ほど男前に見える二人はおりませんねぇ~♪
に突入。「いやぁ、別にそんなに気を遣っていただくなくとも、十分に釣れておりますから・・・」と遠慮の一つも言いたくなるところなのだが、いやまぁ、それでも、
据え膳食わぬは、男の恥!
なんとまぁ、泳ぎ回る据え膳とは・・・?ありがたいこと!
という言葉もある。先ずはここをせんどに釣りまくる!というのが、釣り師の義務(?)ということなのですよね、皆さん!
となれば、ろくにキャストもせず、パラリと足下に仕掛けを落とすだけで、次々に魚は釣れてくる。「ううん、これじゃあ午前中に目標達成か?」という思いと共に、「いやいや、いくら何でもそれではあまりにあまり・・・」という気持ちにもなるから、人間とは不思議なもの。
少しペースを落とそうと考え、10尾釣る毎に途中休憩を取ることに。今日に限って「カウンター」を忘れてきたため、その代わりにと、10尾を釣り上げる毎に、小石を一つずつ、後ろの石垣に並べることにする。「先ずは最初の一個・・」と、石ころを置けば、ふっと、自分が10歳だったころのことを思い出す。
****************
ひげオンジ10歳・・・まだオンジではなく、ひげオチビと呼ばれていたその頃。琵琶湖まで徒歩10分という所に住んでいたこともあり、よく友達と一緒に、竹の延べ竿(当時一本30円)一本かついで、サシ虫(当時1パック10円)をエサに「ボテ釣り」に夢中になっていた。
「ボテ」というのは別名「タナゴ」と呼ばれる当時の琵琶湖を代表する雑魚。細かくはヤリタナゴやらタイリクバラタナゴとかちゃんとした名前があるそうだが、当時の琵琶湖の傍に暮らすガキンチョにとっては全て、「ボテ」という蔑称(すなわち体型も釣り味も「ボテッ」としたダメ魚ということです)で呼んでいた。
夕刻間近になると急に食いの立つこの魚。ある時、釣れ盛るのに夢中になり、日の暮れるのも忘れて、友人と二人、真っ暗になるまで釣りまくり、笑いまくりの時間を過ごす。しかし、その時、我が家では、夜になっても帰らぬ我が子を心配した父親が警察に捜索願を出すという大騒ぎになっていた。そんなこととも露知らず、大釣果に笑み満面で帰ってみれば、そこには元陸軍将校の鉄拳が待っているとは・・・、なんてことも、何も知らない、ほんとに純真無垢な子ども時代であったのです。
****************
さて、それから20分立つか立たぬかうちに区切りの20尾目が釣れ上がる。二個目の石ころを並べながら、頭の中には20歳の時の自分の姿が甦る。
****************
ひげオンジ20歳・・・当時、熱血ひげ野郎と呼ばれていた小生もなんと、大学2年生。その頃は釣りなど全くせず、その後「奥方」という名の下、世界一恐ろしい女性と天下に名をとどろかせることになる女性との交際が本格化した頃であった。
その当時は殊の外「可憐で初々しく」見えた彼女。その姿に欺された・・・と気づくにはもう少し時間が掛かるのではあるが、あの時の過ちさえなければ、なんてことに一切気づかない、うるわしくも情熱的な日々であったのです。
~ちなみに上記の発言に対して、我が奥方のコメントは、
「なに言ってんの、欺されたのはこの私の方でしょ・・・。あんた、あの時は私の言うこと、何でも聞いてくれる優しい人だったし、そんな小汚い『ひげ』なんか、まったく生えてなかったじゃない。挙げ句の果てに、こんな釣りバカになっちゃうなんて、まったく約束が違うぅぅぅぅ!」
~だそうです。さてさて、真実はいったいどこに?
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ここで時計を見れば、11時。放流効果もあって、いまだガンガン釣れ続く。思えば、ここまでフライ一本失うことなければティペットの交換もない。最初に準備したセットのままの連続超過・・というのもこの釣り場の実力というものだろう。それから30分もせぬうちに、気がつけば、3個目の石ころを石垣の上に置いている。ここまできたら当然・・・、
****************
ひげオンジ30歳・・・琵琶湖にブラックバスなるものが現れて(それ以降、前述の「ボテ」は急速に姿を消す。外来魚のせいにしたがる人も多いが、度重なる汚染のせいで琵琶湖の湖底から、彼らの産卵床であるカラス貝が姿を消したのが大きい・・というのが小生の見解)、急遽、ルアー師と化した小生も、気がつけばひげパパなどと呼ばれて、すでに5年。日々をやれラパラだ、ヘドンだ、バルサ50だと大騒ぎしているうちはは良かったが、月日が経つにつれ、陸っぱりでは次第に釣れなくなっていく。とはいえバスボートなどを購入する金もなかったこのひげパパさんが、目を付けたのが、フライフィッシング!なるもの。
先ずはブルーギルなどで手慣らしをしつつ、いかにバスが釣るかに夢中になっていたのがちょうど、この頃で、時に夜が更けるのも忘れて釣りに没頭してつつ日々を過ごす。大人になっていたせいもあり、さすがに捜索願こそ出されなかったが、やはり家に帰れば、厳しい鉄拳制裁!が待っていたのは10歳の頃と変わらない。ただ小生をはり倒す人間が、元軍人の父親から
奥方・・・
に変わるということには、未だ気づかぬ楽しい楽しい時代であった。
****************
さてキリ番の30尾で写真を撮ろうとランディングした所、自らネットを飛び出し、
丸太の上でポーズをとった、ものすごく行儀の良いニジマス君!
丸太の上でポーズをとった、ものすごく行儀の良いニジマス君!
さて3個目の石ころを並べ終わったところで、時計を見れば11時半。少し早いがあまりに速いペースで釣れ続くため、ここで昼食休憩に。ここ「なごみ」では年末「年越しソバ」の振る舞いがあるが、年始の今日は当然、
お雑煮!
これが「なごみ雑煮」。里芋、大根、人参、水菜・・・とまぁ地産地消の具だくさん!
を振る舞いがある。いやはやここまでしてもらっては・・・と恐縮することしきりだが、ここもやはり、
据え膳食わぬは男の恥!
ということで、喜んでご相伴にあずかることにする。目の前に出されたのは、大きめのお椀に地元野菜と焼き餅が二つ入った味噌味のお雑煮。少し七味を利かせてふうふと啜れば心もお腹も芯から温まってくれる。ほんわか沸き立つ湯気に包まれていれば、本当に本当に、
新年の喜び・・・(^_^)v
がしみじみと体中に行き渡っていく。あんまりほめると、かえって嫌みになるなぁ・・・と自戒はしつつも、やっぱり良い釣り場です、ここ「なごみ」は!
事務所の前では真っ赤な南天がお出迎え。飾らない何よりの新春の喜び
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いつもは釣り桟橋から眺めている大堰堤を、背後から見る。
なかなか勇壮なその風景に少し感動・・・
なかなか勇壮なその風景に少し感動・・・
さてさて、大きめのお餅二つのおかげで、十分満腹した小生。手洗いを済まし、腹ごなしをかねて、少し周辺を散歩した後、再び釣り座に戻る。昼食後の第一投。まだまだ続く放流効果。最初のキャストでいきなり午後の一尾目が釣れてくる。それから15分も経たぬうちに、四個目の石ころが並んでいる。
****************
ひげオンジ40歳・・・思えばこの頃から、少しずつひげオヤジと呼ばれつつあったような気もするが、実はこの時はまだ「ただのひげ」なのであったりします。さてこの時期は、仕事もしっかりと覚えた上、職場での地位もそれなりに確保したというまさに「公」の充実時期。未だITなどという言葉はない時代ではあったが、それでも職場環境が一気に情報化!していくという時代の変わり目。
それまで大きなワークステーションでしかできなかったことがPCでもできると知り、だったら、あれもできる、これもできる・・・と次から次へと色んなことに挑戦しつつ、夜も日もなく働き続けていれば、当然、魚釣りどころの話ではなく、それまで使っていたロッドもリールも、気がつけば納戸の奥で埃を積もらせることになった。ただ、この時、埃が積もらせていたのはタックルばかりではなく、
小生の心・・・
もずいぶんと埃まみれになっていたはず。それから3年後、ひどい目眩と耳鳴りを伴った、自律神経失調症・・・なんてものになるとは、気づくことなどまったくなかった、幸せなのか不幸なのか皆目判らない小生なのでありました。
****************
さてさてちなみに今日の第1エリア。釣り人はルアー師2名にフライ師4名といういつもとはずいぶん異なった趣。いつもならルアー師が2メートル間隔に居並ぶ場所ではあるのだが、なぜか今日に限ってフライ師の方が優性、というのは小生が訪れることを知っての乱暴狼藉かとも思うが、周りにフライ師が多い方が、全体のリズムが整い、釣りやすいことは間違いない。(キャストに自由度の高いルアー師が近くにいると、常に"オマツリ"を気にせねばならず疲れる)ちなみにそのご様子を拝見すれば、小生も含め居並ぶ釣り師全員が、
完全なるシニア!
手前がご主人、その向こうが奥様。一挙手一投足が息の合う良いご夫婦と見た
であることに気づき、改めて驚く。お隣でラインを伸ばすFF師は、小生とほぼ同年代かとお見受けする。さらにその向こうで、小生よりは少しばかり上か・・と拝見するご夫婦FF師が仲良く竿を振っておられる。(ちなみに釣った数ではご主人の方が勝るが、本日の最長寸とも言うべき50cm級をキャッチなされたのは奥様の方。これぞ夫婦円満の秘訣なのですねぇ)そんな周囲の様子見ていれば、まま、これぞ
FF高齢化社会!
の到来というものが脳裏によぎる。
時間にゆとりのもてる中高年にとって、他にも楽しみはいっぱいあるだろうが、先ずは「きれいな空気と生きた自然」を全身で味わえるこの趣味。確かにもっともっと広まっても良いと思う反面、「だけどこれ以上、釣り人が増えて、釣り場が混むのはやだなぁ・・・」などと姑息なことを考えている所、なかなか
Study To Be Quiet・・
これがキリ番の40尾目。キュンキュンと糸なりさせる好ファイター!
なる釣聖の言葉など、いいかな自分のものとはならないものと恥じ入ることしきりなのです。
などと周囲の様子に気を取られつつも、いやがおうでも釣れに釣れてしまう今日の「なごみ」。ふと我に返れば石ころはすでに5個目ということに。
****************
ひげオンジ50歳・・・病後のリハビリと思い復活させたフライフィッシング。途中、ブログなどという悪癖も覚えたせいで、全国津々浦々にお仲間が増えると同時に加速度的にのめり込むことに。それと共に気がつけば、今やもう、まったくもって完璧な、
ひげオヤジ!
と化した小生。濁った目にふらつく足下。さらにはただただ釣りたいという乞食根性丸出しで、東奔西走の日々を迎えることになろうとは、まさに紙の味噌汁・・・もとい、神のみぞ知る!ということなのであった。それでも何とか無事にこれまでやってこられたのは、兎にも角にもこのブログを通じてお近づきになることのできた、
全国のお仲間・・・
の皆様のお力添えがあってのことに他ならない。まっこと、さんきゅうべりいまっち、の限りなのでありますよ、皆さん・・・
****************
などと言っているうちに、さらに五尾目が追加されれば、
本日の予定終了!
この一尾で、ほんとは帰るはずだったんですよ・・・
ということにあっさりなってしまう。時計を見ればまだ午後1時を少し過ぎたばかり。当初の予定では1時間12~3尾のペースで釣って、午後3時終了予定であったが、この釣り場の高い潜在能力が、小生の予定を大きく狂わせることになった。本来ならここで潔く帰宅すれば良いのだが、せっかく買った一日券。たった3時間の釣りで反古にするのは忍びない。うーん困った、困った、こまどり姉妹・・・などと関西人にしか判らない独り言を呟いておれば、ふっと脳裏にあることがひらめく。そうだ明日は、
成人式!
ちなみに今年も小生の年賀状でも登場した我が長女である豚娘も、なんと明日には晴れて成人。「そうだそうだ、あの子のお祝いをしなくちゃいけないな・・・」なんて一人ほくそ笑みつつも、先ずは、後、
20尾追加!
とあっさり決定。「となれば心おきなく竿を振れますねぇ・・・」などと思うも、今日のライトエリアでは20尾ぐらいなら半時間もしないうちに釣れてしまう。
何とか時間を稼ごうと、先ずはロングキャスト限定で、わざとフッキングの確率を下げたうえ、手元まで寄った魚には強引にジャンプしてもらって、わざと
バラす・・・
という荒技に出ることで、少しでも釣り場にいる時間を確保しようというのだから、本当にどこまで根性の腐った釣りバカであることか。しかしまぁ、頻繁なアタリと俊敏なファイトを少しでも長い時間、楽しんでいたいと思うのは決して間違った考えではないと考える次第なのですが、さて皆様方はどう思われるのしょう?
*****************************************
なんて手前勝手な屁理屈をこねくり回しつつ、豚娘のためにと20尾目の魚を釣れば、時計はようやく午後3時。うーん、もはやこれまで、と充分満足した気持ちになったところで撤収を決める。それじゃ、片付けましょうか・・と考えた小生。先ずはリールのラインをしっかりまき直しておこうとポンド奥まで目一杯のキャスト。左手でラインをワインドさせつつ、クリクリクリとリールを巻き込んでいれば、なんといきなり、
ガツン!
とラインをひったくるアタリ。あれあれ、まぁまぁ・・と呟きつつも、そのままリールファイトで25cm弱のニジマスをランディング。うーむ、これは、これは・・・・と少しく困った小生ではあったが、いえいえ、実はこの1尾こそ、今年0歳から1歳になる、
我が初孫のオチビの分!
これが初孫のための最後の一尾。まさにオチビであった・・・
ということに決定。いやはや、ここまで切りよく初釣りを終えることに感謝しつつ、ふと東の空を見やれば、遠くには、
青い空と白い雲・・・

これが無事に初釣り終えた釣りバカの正体。皆様、今年もよろしくお願いしますね
がこんな馬鹿を心から許してくれるように微笑んで、微笑んでおりました・・・とさ。
2012/01/08
2012年01月01日
2012…迎春!
皆様方に謹んで新春のご挨拶を申し上げたく・・・
あらら、いけない。いきなりのドラゴンスレイヤーってのは、
これは我が家のお嬢の年賀状。
改めて、ひげオヤジから皆々様方へのお年賀といえば、
これは我が家のお嬢の年賀状。
改めて、ひげオヤジから皆々様方へのお年賀といえば、
・・・・今年こそ、今年こそ、ほんとうにほんとうに良い年でありますように。
2012/01/01
2011年12月30日
2011 The Final !!
12月30日、朝6時半起床。いつものようにすかさずコーヒーメーカーのスィッチを入れ、小用を済ませタバコを一服。さらに入れ立てのコーヒーをフゥフゥと冷ましつつも冷えた胃袋に流し込んだ後、さらに洗顔を済ませた後、
スキーソックスよぉし、アンダータイツよぉし、ハイネックよぉし・・・
と一つ一つ指先確認で確かめながら着替えを済ませる。下半身は裏フリースのフリーパンツに上半身はフリースの二枚重ねにダウンジャケットと相成れば、これはこの師走の寒さに耐え忍ぶための装備一式。もちろんこんな朝早くからこれほど着込んでいるというのは、
釣り!
に出かけるために他ならない。そうそう今年も残すところ、あと一日。小生にとっては恒例となる、

に出かける大切な日なのだ。
この今年一年の「釣り納め」となる大事な今日の釣行。本来なら奈良在住の「ならおう先生」や京都在住の「ま。殿」などにもお声かけして、久方ぶりの「京奈滋コネクション」の開催とも考えたが、今年の年末は、金沢に一人暮らす長女を、「迎えに行くやら行かないやら・・・」と、直前まで年末の日程が定まらず、釣りに行けるか行けぬかも前日まで判らぬままでいたために、お二人にはお声を掛けることもせぬままの単独釣行と相成ったこと、残念至極の極みではあった。
さて7時過ぎには車上の人となり、いつものように名神~新名神と高速道を乗り継ぎつつ、一路信楽を目指す。朝早い故、空いた道路をいつものごとくのんべんだらりと走っていくと、気がつけば信楽ICまで2kmの標識が目に入る。「さてさて、ここで降りましょうか」と考えつつ前を見れば、直前を走る軽のワゴンがいきなりの急ブレーキ。「あややっ!」と思いこちらも慌てて減速するの待つこともなく、目の前の軽ワゴンは車線変更して再加速。そして小生の目の前には、
超低速で走るHONDA・・・
が一台現れた。後続の車が100キロ前後の速度でどんどん追い越していくのも意に介さぬようなノロノロぶりに、小生も思わず「故障車?」と思ったが、ハザードランプの点灯もなく、ただただ走行車線をダラダラ走るその車。小生も追い越していこうかと考えたが、見れば「信楽ICまで後1km」の表示が見えている。「ここで追い越しなんか掛けてもしょうがないよね・・・」と思い、その車の後を同じようにダラダラついて行く。ふとバックミラーに目をやれば小生と同じように信楽ICで降りようとするハイエースがすぐ真後ろについている。ミラー越し見えるドライバーの表情はまさに「???????」。まま、誰にしろこんながら空きの高速道路を時速50kmで進む車に進路を塞がれれば、頭の中は同じようになるはずでしょう。
とまれ、なんとかIC出口へと続く測道にたどりついてから少し加速し、くだんの車を追い越してみる。その低速HONDAと一瞬、併走するその際に、あちらの車内を覗いてみれば、上品かつ端正なご夫婦らしいカップルの姿が目に入る。運転席に陣取るご主人は別段、何かのトラブルに困った様子もなく平然とハンドルを握り、助手席の女性も笑顔で何かご主人に話しかけておいでになる。そのあまりに余裕綽々のお姿を拝見してみて、この小生もようやくあることを思い出した。
「そうだ、今、この道路は制限速度50km/時の規制中だったんだ!」
そう、その通り。かの低速HONDAのドライバー氏は、何よりもまず
法令遵守・・・
を最優先になさっていたのだ、ということにやっと気がつく。小生を含めた他の車両ももちろんそのことは十分に承知していながらも、路面の状況、天候等(夜明け前に雨があったせいで路面は軽くウェット。凍結の恐れはなし)を考えて通常の高速走行をしていたわけだが、その全ては基本的には、
違法行為!
に他ならない。とはいえ、この道路状況下、ただ一台、規制速度を守って走ることは逆に周囲のペースを乱し、事故につながる可能性も十分にある。まさに、我々現代人は、

などと、これこそ、あのサンデル教授の白熱授業のテーマともなるべき重い事柄だなぁ、と頭をひねりつつも先ずは無事に信楽に到着。一般道に出るやいなや、あの低速HONDAに自らの無法ぶりを気づかされた小生も、それまでの違反行為を行為の反省しつつ、先ずは法定速度の50kmを遵守しつつ、追い越し禁止車線を横目に見ながら、しばしドライブ。とはいえ、ものの5分もせぬうちに、なんと道路は小生を先頭にした
数珠繋ぎ状態!
となる。「うーん、これじゃダメかあ・・・」と気を取り直して法定速度プラス10kmに改めれば後続車との車間距離も生まれ一転、快適ドライブとなる。とまぁ、法と社会、いつまでも解決しきれない難しい問題がそこにはあるのですね。
とまぁ、小生がぼけた頭で社会正義について考えつつも気がつけば車は、

へと8時少し前に無事到着。師走の慌ただしい時季ながら、駐車場にはすでに10台以上の車が停まる。先着の3人組がタックルのセットに余念がないのを横目に見つつ、当方はバッグ二つにロッドを抱えて、とっとと事務所へと参上。
「おはようござぁあいまぁーっす!」
とふにゃけた声でご挨拶すれば、そこには田中マネ(って、ほんと久しぶり!)をはじめとするスタッフの面々がお出迎え。マネから状況を伺えば、
「本湖はおととい放流したばかり。新入生諸君は比較的浅場に出ているからそんなに難しい釣りにはならないはずだよ・・・」
とのこと。幸い気温も高く手袋なしでも手もかじかまない状態であれば、これはもしかすると秋のハイシーズンと同じ状況で楽しめるのかな?などとスケベ心満点で先ずは桟橋へと向かい坂道をえっちらおっちら登っていく。上から見ればすでに3本の桟橋全てに釣り師の姿が見えている。本当は一番奥の2号桟橋に入りたかったが、そこにもすでに先客が4名。となれば同じ4名の釣り人がいても、広い中央桟橋しかあるまいと思い、桟橋の一番隅っこに釣り座を構えることに。
さて今日の「なごみ」。この数日、雨雪のない日々が続いたこともなって、水食はまさに、ジンクリア!水底4、5メートルまでしっかり見て取れるほど澄んでいる。これだけ水のきれいな本湖は久しぶり。それはそれは実に気持ちが良いのだが、こんなクリアな状況、FF師には厳しいもの。特に小生のようなルースニング派には、シビアな状況というのは一目瞭然。とはいえ、それでも何とか釣りにしなければここまで来た意味がない。ということでティペットは6X。とりあえずタナは2ヒロとってBHピューパを括ってキャスト開始。お隣に陣取っておられる同じFF師の、
「いやぁ、まったくアタリもカスリもしないぞぉ!(-_-;)」
というため息混じりの声に少しばかりおののきつつも先ずはゆるゆるとキャストの距離を伸ばしていく。さてそれからやっさもっさすること30分あまり。キュンと黄色のインジケーターが消し込むの見てグンとロッドをあおれば、

というしっかりした手応え。いきなりラインが沖めがけて走っていくのを目で追いつつ、いきなりのリールファイトと相成った。足下まで寄せればそこから先は桟橋の下へ下へと猪突猛進するのがここの魚。ロッドを思い切り水面下に沈め、ドラグをあれこれ調整しつつもキリキリキリとリールを巻けば、再びグゥーンとラインを出されての繰り返し。6Xであることを思えば無理はできないこと承知しつつ、澄んだ水面下を右へ左へ、上へ下へと走り回る魚の姿を目で楽しみ、カリカリカリと鳴るドラグの音を耳で楽しみ、ズンズンズンとバスドラムのごとき重い響きを掌で楽しんでいれば、
いやぁ、楽しい!(^_^)v
丁寧に丁寧にやりとりしつつようやくネットインしたのは銀色の魚体にまさにヒレピンの50センチオーバー。「いっぱいいっぱい遊んでくれて、ありがとさん」と声を掛けつつリリースすれば、なんと今年一年の、胸の底に溜まった澱(おり)が全て溶けていくように感じられるから、不思議なこと。ほんと、来て良かった。

さてそれからも間遠いアタリを何とかかんとか拾いつつ、11時半まで何とか4尾の釣果。まぁこの時期の「なごみ」何だからこんなものと納得しつつも、やはり厳しい釣りに目は少し涙目状態に。さらには日が昇るにつれ、逆に気温は下がっていき、雪やら霰やらまで舞い散る始末。「ええぃ、ここは一息入れましょうか・・・」と独りごちた後、タックル一式桟橋においたまま、再び坂道をえっちらおっちら登って下って事務所へと向かう。
「まいど、どう調子は?」と明るい声を掛けてくださる田中マネには、うつむき加減で横に首を振りつつ事務所奥のテーブル前にどっかりと腰を落とせば、間髪入れずに、「お待ちどおさん、まぁこれでも食べて元気を出して!」とマネ自らが配膳して下った、

そうそう、これこそがこの年の瀬釣行の最大の楽しみ。昨年は年末に右足を痛め、棒に振っていることを思えばなんと二年越しの年越しとなる。先ずは冷えた指先を暖かい丼でほぐした後、「いただきます」と両手を合わせてから箸を割る。薄めの出汁にでかい海老天。少し柔い蕎麦だが、この方が冷たい胃袋にはちょうど良い。ハフハフハフと湯気を吹きつつ、啜る蕎麦にこの釣り場ならではの
心のこもった暖かさ・・・
を噛みしめる次第。ホントに来年のこの日も、元気にこの場所にいれたらな、と心より思うそんな時間なのでありました。
ゆったりと腹ごしらえした後、再度、中央桟橋に戻っては、今度はタコのルースニング。キャスト20分あまりできれいなアタリで先ずは40センチのスピードファイターを仕留め、さらに15分後、小振りだが銀ピカの一尾を釣り上げた後は、それはもう、まったくもって、

日が高くなって魚が沈んだのか浮き下2ヒロではまったくアタリがない。うーんそれなら、ということで取り出すのはDHロッド。今度は誘導仕掛けにして、浮き下は3ヒロ半(ってことは、5メートル)。それで間をおきつつも2尾を仕留めるが、それも後が続かない。気がつけば時計はすでに午後2時を回っている。第1桟橋の方を覗けば、これも恒例、一眼レフを首からぶら下げる

の姿を拝見。アタリのでないまま途方に暮れている小生を見るに見かねてか、なんとそのマネ、小生の元へツカツカツカと歩み寄っては、すぐさまアドバイスをして下さる。
「いい、ひげオヤジさん。DHロッドはシングルの時のように利き手でロッドを押し込むようにシュートするんじゃなくて、グリップエンドの逆手を胸に当たるぐらいにしっかり引くこと。こうしたらティップのスピードがしっかり上がって、楽に距離が出るから・・・」
というお言葉と共に、小生が預けたロッドで二度三度、ロールキャストでロッドの捌き方をご教授いただく。「ふむふむ、なるほど」と頷きつつ、小生もその真似をしてグッとロッドを絞り込むように振り込めば、な、なんとロールキャストだけでラインがグーンと伸びていく。
「そうか、そうか、そうだったのか・・・」
一人納得しつつ、それからしばらくはDHのキャス練に精を出す。バックキャストでしっかりポーズをとって、巻き込むようにシュートすればラインは風を切って吹っ飛んでいく。いやぁ、これはこれで気持ちの良いことしきりなのでありました。サンクス!田中マネ。


それから30分。キャス錬ばかりでは仕方なく、先ほどからルアー師が一人竿を曲げておられる固定桟橋脇の立木を周りを狙ってキャスト。するとフライが沈み込んでいく途中でアタリが出る。「そっか、ここなら浅くても魚が出るのか」と思い、再度、9Ft6番のシングルに持ち替え、タナ2ヒロで立木周りのブレイクラインを丁寧に攻める、攻める、攻める・・・・。というこれが大正解。おそらくは新入生のマス達がスクーリングしていたのであろう。キャスト三回で一度のアタリ。先ほどまでの絶不調が嘘のよう。瞬く間に5尾を連チャン。サイズは少し落ちるが、この時期の「なごみ本湖」であれば奇蹟!とも言うべき釣りになる。それから終了予定の4時過ぎまで、粘っこく釣って、結局今日一日の釣果は、なんと小生にとっては、この「なごみ」での師走レコードとなる

とまぁ、幸せ(4×2)が鉢合わせ(8×2)、ということで無事に今年の釣りを納めることができた喜びを何よりの幸福と噛みしめつつも、本当に本当に、
来年こそは良い年でありますように・・・
心から祈る小生なのであります。皆様方も健康にだけはお気配りいただいた上、良い歳をお迎え下さいますことを、衷心よりお願い申し上げては、先ずは取り急ぎ、ご挨拶などとすることに・・・・。
スキーソックスよぉし、アンダータイツよぉし、ハイネックよぉし・・・
と一つ一つ指先確認で確かめながら着替えを済ませる。下半身は裏フリースのフリーパンツに上半身はフリースの二枚重ねにダウンジャケットと相成れば、これはこの師走の寒さに耐え忍ぶための装備一式。もちろんこんな朝早くからこれほど着込んでいるというのは、
釣り!
に出かけるために他ならない。そうそう今年も残すところ、あと一日。小生にとっては恒例となる、
年末なごみ釣行!
に出かける大切な日なのだ。
この今年一年の「釣り納め」となる大事な今日の釣行。本来なら奈良在住の「ならおう先生」や京都在住の「ま。殿」などにもお声かけして、久方ぶりの「京奈滋コネクション」の開催とも考えたが、今年の年末は、金沢に一人暮らす長女を、「迎えに行くやら行かないやら・・・」と、直前まで年末の日程が定まらず、釣りに行けるか行けぬかも前日まで判らぬままでいたために、お二人にはお声を掛けることもせぬままの単独釣行と相成ったこと、残念至極の極みではあった。
さて7時過ぎには車上の人となり、いつものように名神~新名神と高速道を乗り継ぎつつ、一路信楽を目指す。朝早い故、空いた道路をいつものごとくのんべんだらりと走っていくと、気がつけば信楽ICまで2kmの標識が目に入る。「さてさて、ここで降りましょうか」と考えつつ前を見れば、直前を走る軽のワゴンがいきなりの急ブレーキ。「あややっ!」と思いこちらも慌てて減速するの待つこともなく、目の前の軽ワゴンは車線変更して再加速。そして小生の目の前には、
超低速で走るHONDA・・・
が一台現れた。後続の車が100キロ前後の速度でどんどん追い越していくのも意に介さぬようなノロノロぶりに、小生も思わず「故障車?」と思ったが、ハザードランプの点灯もなく、ただただ走行車線をダラダラ走るその車。小生も追い越していこうかと考えたが、見れば「信楽ICまで後1km」の表示が見えている。「ここで追い越しなんか掛けてもしょうがないよね・・・」と思い、その車の後を同じようにダラダラついて行く。ふとバックミラーに目をやれば小生と同じように信楽ICで降りようとするハイエースがすぐ真後ろについている。ミラー越し見えるドライバーの表情はまさに「???????」。まま、誰にしろこんながら空きの高速道路を時速50kmで進む車に進路を塞がれれば、頭の中は同じようになるはずでしょう。
とまれ、なんとかIC出口へと続く測道にたどりついてから少し加速し、くだんの車を追い越してみる。その低速HONDAと一瞬、併走するその際に、あちらの車内を覗いてみれば、上品かつ端正なご夫婦らしいカップルの姿が目に入る。運転席に陣取るご主人は別段、何かのトラブルに困った様子もなく平然とハンドルを握り、助手席の女性も笑顔で何かご主人に話しかけておいでになる。そのあまりに余裕綽々のお姿を拝見してみて、この小生もようやくあることを思い出した。
「そうだ、今、この道路は制限速度50km/時の規制中だったんだ!」
そう、その通り。かの低速HONDAのドライバー氏は、何よりもまず
法令遵守・・・
を最優先になさっていたのだ、ということにやっと気がつく。小生を含めた他の車両ももちろんそのことは十分に承知していながらも、路面の状況、天候等(夜明け前に雨があったせいで路面は軽くウェット。凍結の恐れはなし)を考えて通常の高速走行をしていたわけだが、その全ては基本的には、
違法行為!
に他ならない。とはいえ、この道路状況下、ただ一台、規制速度を守って走ることは逆に周囲のペースを乱し、事故につながる可能性も十分にある。まさに、我々現代人は、
法と社会規範のどちらを優先するべきなのか?

などと、これこそ、あのサンデル教授の白熱授業のテーマともなるべき重い事柄だなぁ、と頭をひねりつつも先ずは無事に信楽に到着。一般道に出るやいなや、あの低速HONDAに自らの無法ぶりを気づかされた小生も、それまでの違反行為を行為の反省しつつ、先ずは法定速度の50kmを遵守しつつ、追い越し禁止車線を横目に見ながら、しばしドライブ。とはいえ、ものの5分もせぬうちに、なんと道路は小生を先頭にした
数珠繋ぎ状態!
となる。「うーん、これじゃダメかあ・・・」と気を取り直して法定速度プラス10kmに改めれば後続車との車間距離も生まれ一転、快適ドライブとなる。とまぁ、法と社会、いつまでも解決しきれない難しい問題がそこにはあるのですね。
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とまぁ、小生がぼけた頭で社会正義について考えつつも気がつけば車は、
なごみの湖
へと8時少し前に無事到着。師走の慌ただしい時季ながら、駐車場にはすでに10台以上の車が停まる。先着の3人組がタックルのセットに余念がないのを横目に見つつ、当方はバッグ二つにロッドを抱えて、とっとと事務所へと参上。
「おはようござぁあいまぁーっす!」
とふにゃけた声でご挨拶すれば、そこには田中マネ(って、ほんと久しぶり!)をはじめとするスタッフの面々がお出迎え。マネから状況を伺えば、
「本湖はおととい放流したばかり。新入生諸君は比較的浅場に出ているからそんなに難しい釣りにはならないはずだよ・・・」
とのこと。幸い気温も高く手袋なしでも手もかじかまない状態であれば、これはもしかすると秋のハイシーズンと同じ状況で楽しめるのかな?などとスケベ心満点で先ずは桟橋へと向かい坂道をえっちらおっちら登っていく。上から見ればすでに3本の桟橋全てに釣り師の姿が見えている。本当は一番奥の2号桟橋に入りたかったが、そこにもすでに先客が4名。となれば同じ4名の釣り人がいても、広い中央桟橋しかあるまいと思い、桟橋の一番隅っこに釣り座を構えることに。
さて今日の「なごみ」。この数日、雨雪のない日々が続いたこともなって、水食はまさに、ジンクリア!水底4、5メートルまでしっかり見て取れるほど澄んでいる。これだけ水のきれいな本湖は久しぶり。それはそれは実に気持ちが良いのだが、こんなクリアな状況、FF師には厳しいもの。特に小生のようなルースニング派には、シビアな状況というのは一目瞭然。とはいえ、それでも何とか釣りにしなければここまで来た意味がない。ということでティペットは6X。とりあえずタナは2ヒロとってBHピューパを括ってキャスト開始。お隣に陣取っておられる同じFF師の、
「いやぁ、まったくアタリもカスリもしないぞぉ!(-_-;)」
というため息混じりの声に少しばかりおののきつつも先ずはゆるゆるとキャストの距離を伸ばしていく。さてそれからやっさもっさすること30分あまり。キュンと黄色のインジケーターが消し込むの見てグンとロッドをあおれば、
ズシン!
ヒレもボディも完璧な一尾、こんなの飛んだり潜ったり・・・たまりませんね
というしっかりした手応え。いきなりラインが沖めがけて走っていくのを目で追いつつ、いきなりのリールファイトと相成った。足下まで寄せればそこから先は桟橋の下へ下へと猪突猛進するのがここの魚。ロッドを思い切り水面下に沈め、ドラグをあれこれ調整しつつもキリキリキリとリールを巻けば、再びグゥーンとラインを出されての繰り返し。6Xであることを思えば無理はできないこと承知しつつ、澄んだ水面下を右へ左へ、上へ下へと走り回る魚の姿を目で楽しみ、カリカリカリと鳴るドラグの音を耳で楽しみ、ズンズンズンとバスドラムのごとき重い響きを掌で楽しんでいれば、
いやぁ、楽しい!(^_^)v
丁寧に丁寧にやりとりしつつようやくネットインしたのは銀色の魚体にまさにヒレピンの50センチオーバー。「いっぱいいっぱい遊んでくれて、ありがとさん」と声を掛けつつリリースすれば、なんと今年一年の、胸の底に溜まった澱(おり)が全て溶けていくように感じられるから、不思議なこと。ほんと、来て良かった。
これが今日の3尾目。その精悍な面構えを見れば、こちらは間違いなく"居付きの大マス"
さてそれからも間遠いアタリを何とかかんとか拾いつつ、11時半まで何とか4尾の釣果。まぁこの時期の「なごみ」何だからこんなものと納得しつつも、やはり厳しい釣りに目は少し涙目状態に。さらには日が昇るにつれ、逆に気温は下がっていき、雪やら霰やらまで舞い散る始末。「ええぃ、ここは一息入れましょうか・・・」と独りごちた後、タックル一式桟橋においたまま、再び坂道をえっちらおっちら登って下って事務所へと向かう。
「まいど、どう調子は?」と明るい声を掛けてくださる田中マネには、うつむき加減で横に首を振りつつ事務所奥のテーブル前にどっかりと腰を落とせば、間髪入れずに、「お待ちどおさん、まぁこれでも食べて元気を出して!」とマネ自らが配膳して下った、
年越し蕎麦!
そうそう、これこそがこの年の瀬釣行の最大の楽しみ。昨年は年末に右足を痛め、棒に振っていることを思えばなんと二年越しの年越しとなる。先ずは冷えた指先を暖かい丼でほぐした後、「いただきます」と両手を合わせてから箸を割る。薄めの出汁にでかい海老天。少し柔い蕎麦だが、この方が冷たい胃袋にはちょうど良い。ハフハフハフと湯気を吹きつつ、啜る蕎麦にこの釣り場ならではの
心のこもった暖かさ・・・
を噛みしめる次第。ホントに来年のこの日も、元気にこの場所にいれたらな、と心より思うそんな時間なのでありました。
*************************************************
ゆったりと腹ごしらえした後、再度、中央桟橋に戻っては、今度はタコのルースニング。キャスト20分あまりできれいなアタリで先ずは40センチのスピードファイターを仕留め、さらに15分後、小振りだが銀ピカの一尾を釣り上げた後は、それはもう、まったくもって、
音沙汰なし・・・・(T_T)
これが午後の一尾目。頭より尾びれの方がはるかにでかいスピードスター!
日が高くなって魚が沈んだのか浮き下2ヒロではまったくアタリがない。うーんそれなら、ということで取り出すのはDHロッド。今度は誘導仕掛けにして、浮き下は3ヒロ半(ってことは、5メートル)。それで間をおきつつも2尾を仕留めるが、それも後が続かない。気がつけば時計はすでに午後2時を回っている。第1桟橋の方を覗けば、これも恒例、一眼レフを首からぶら下げる
田中マネのエリア巡回・・・
凍える釣り人のために焚き火に余念のない田中マネ。
どこまでも釣り人想いの人だね、まったく・・・
どこまでも釣り人想いの人だね、まったく・・・
の姿を拝見。アタリのでないまま途方に暮れている小生を見るに見かねてか、なんとそのマネ、小生の元へツカツカツカと歩み寄っては、すぐさまアドバイスをして下さる。
「いい、ひげオヤジさん。DHロッドはシングルの時のように利き手でロッドを押し込むようにシュートするんじゃなくて、グリップエンドの逆手を胸に当たるぐらいにしっかり引くこと。こうしたらティップのスピードがしっかり上がって、楽に距離が出るから・・・」
というお言葉と共に、小生が預けたロッドで二度三度、ロールキャストでロッドの捌き方をご教授いただく。「ふむふむ、なるほど」と頷きつつ、小生もその真似をしてグッとロッドを絞り込むように振り込めば、な、なんとロールキャストだけでラインがグーンと伸びていく。
「そうか、そうか、そうだったのか・・・」
一人納得しつつ、それからしばらくはDHのキャス練に精を出す。バックキャストでしっかりポーズをとって、巻き込むようにシュートすればラインは風を切って吹っ飛んでいく。いやぁ、これはこれで気持ちの良いことしきりなのでありました。サンクス!田中マネ。
このラインの伸びる先に"サンクチュアリ"があったんですね、(^_^)v

宝箱の蓋をやっとこさ開けた"ひげオヤジ"のやつれた後ろ姿などはいかが?
それから30分。キャス錬ばかりでは仕方なく、先ほどからルアー師が一人竿を曲げておられる固定桟橋脇の立木を周りを狙ってキャスト。するとフライが沈み込んでいく途中でアタリが出る。「そっか、ここなら浅くても魚が出るのか」と思い、再度、9Ft6番のシングルに持ち替え、タナ2ヒロで立木周りのブレイクラインを丁寧に攻める、攻める、攻める・・・・。というこれが大正解。おそらくは新入生のマス達がスクーリングしていたのであろう。キャスト三回で一度のアタリ。先ほどまでの絶不調が嘘のよう。瞬く間に5尾を連チャン。サイズは少し落ちるが、この時期の「なごみ本湖」であれば奇蹟!とも言うべき釣りになる。それから終了予定の4時過ぎまで、粘っこく釣って、結局今日一日の釣果は、なんと小生にとっては、この「なごみ」での師走レコードとなる
16尾!
これが小生にとって今年の釣り納めとなる一尾・・・よく走ってくれました
とまぁ、幸せ(4×2)が鉢合わせ(8×2)、ということで無事に今年の釣りを納めることができた喜びを何よりの幸福と噛みしめつつも、本当に本当に、
来年こそは良い年でありますように・・・
心から祈る小生なのであります。皆様方も健康にだけはお気配りいただいた上、良い歳をお迎え下さいますことを、衷心よりお願い申し上げては、先ずは取り急ぎ、ご挨拶などとすることに・・・・。
2011/12/30
2011年10月13日
おしえて~♪
10月11日・夜19:00
職場の上司はもとより、世間からしっかり見放されていることでつとに有名なこのひげオヤジ。おかげさまで、普段はまったく鳴ることのない小生の携帯。「これはこれで静かでよろしい・・・」などと強がっているこの耳に、
ピヨロロロ~ン♪
と久方ぶりにメールの着信音が届いてくる。「むむっ、何々?」と覗いてみれば、なんと釣りどころか生き物全てが大嫌いという小生のDNAを完全に拒否して今も元気に生きている愚息からのメール。その文面たるや・・・
愚息:「明日の朝ぐらいに生まれるかも知れないので、また連絡します」
とまぁ、そっけないこと限りないのだが、小生並びに隣でおやつをボリボリ食っている奥方には、
大事件!
ということに他ならない。なんともしかすると明日の朝には、このひげオヤジもついにというか、とうとうというか、
おじいちゃん!
なるものになってしまうのだ。(ちなみに奥方は"おばあちゃん"などには絶対にならないと宣言済み。本人曰く"大きいお母さん(英語ではGranーMa)"になるのだとのこと。そんな身勝手は神が許しても、このひげオヤジは許さない!)などという戯れ言はともかく、先ずは少し慌てふためくこの夫婦。
ひげ:「でっ、明日はいったいどうしたもんでございましょうか?」
奥方:「どうしたも、こうしたもあんたが赤ちゃん生むわけじゃないんだから、普通にしてれば・・・」
ひげ:「ということは、偶然とはいえ、明日、休みを取っている私は、魚釣りに行っても良いってことなんですかあ!」
奥方:「なんでやぁねん!!」
10月11日・朝6:45
あれから12時間。今朝も朝早くからタックル抱えて車を東南へと走らせるこのひげオヤジの携帯が再び、
ピヨロロロ~ン♪
と鳴り出す。慌てて出たい気持ちはあれど、こちらはとはいえ運転中。「お待ち下され、お待ち下され」と念じつつ、新名神・信楽ICを出たところで車を路肩に寄せれば、すぐさま着信先に電話を返す。すぐさま耳元に届く声の主はといえば、これはこれはの奥方の声。
奥方:「今、生まれたってメールがあったよ」
ひげ:「うむっ!」
と返事をするなり電話片手にガッツポーズをするこんなへんなドライバーを見かけても、皆さんあまり気にすることなく黙って通り過ぎてくださいね。
「そっか、そっか、生まれたか・・・そっか、そっか・・・Oh Baby,Yeah! (^_^)v」
とまぁ、今や定番となったこのRockおやじは性懲りもなく鼻歌交じりで深い霧立ちこめる信楽の町から府道5号線経由とたどりつつ、着いた先はご存じ、

今年になってから「醒ヶ井養鱒場」など新規に遊ぶところができたせいで、なんと、半年以上も釣りに来てないこの「なごみ」。奈良在住のお友達である"ならおう殿"から、少し前に、
「田中マネが、『ひげオヤジさんどうしてる?』って心配してましたよ」
などというメールももらっており、これはやはり久方ぶりのご挨拶は欠かせないと思い、三連休あけにもかかわらず平日休暇を取っての釣行と相成った。
さて、7時半の開場と同時に受付を済ますが、今日もスタッフさんだけでマネの姿はなし。「まま、三連休忙しかったんでしょう・・・」と今回も会えずじまいに終わることを覚悟しつつも先ずは本湖への坂道を荷物をしょってえっちらおっちらと登っていく。さてさて釣り座はどこにと少しく頭をひねってみるが、先ず今日のお目当ては、

ということであることを思い、一番広い一号桟橋へ降りることにした。(ちなみにこの桟橋ではあまり良い釣りをしたことがないのがホントの所。ってか、いつもルアーさんで満員で「入っていく勇気がない・・・」というのが本当のところ)
さてまだ霧の残る湖面を眺めつつ、先ずは9ftの6番ロッドにラインを通し、肩慣らしと思いつつ、タナ1ヒロのルースニング。すぐさまアタリが出るがすっぽ抜け。さらにその数頭後出たアタリにガシッとあわせてやれば、今度は痛恨のラインブレイク。5Xがぶち切れるのだから、掛けた魚のサイズが想像できるが、やはり久方ぶりの「なごみ」で力が入っていることは間違いない。
「こんなことではダメダメ。なにせ今日から"おじいちゃん"になったのだから、もう少し余裕と貫禄を見せないと・・・」
と押さえても押さえきれない笑みに指先まで震わせながら、再度タックルをセットアップし、今度は手前に見えたライズの中心へとキャストすれば、

とものすごく気持ちが良くきれいにマーカーが水中に消し込む。オットットと今度は一息おいてから、しっかり魚の顎へとフッキングさせるべく、嘗めるようにロッドをスウィープさせてみればグンッとロッドがしなり出す。さてそれからはもはやお馴染みの、
なごみファイト
足下まではすんなり寄ってくれるものの、少し魚影が見えたところから、
底へ底へ・・・
と遮二無二に突っ込んでいくのがここ"なごみマス"の本領。こちらもすかさずロッドを水面下へと送り込めば、なんと掛けた場所とは全く反対、自分の背中の方で、
ドオォォォン!
と大きな水花火が炸裂する。その大きな音の一つ一つが、このひげオヤジの「初孫誕生!」を祝う号砲となったことは言うまでもなし。

さて、それから10分間隔の3連発で結果が出るが、調子が良かったのもそこまで。9時を過ぎる頃から急に魚の気配がぷっつりと切れる。時たま出るアタリもあわせてみれば全て空振り。フライもあれこれ取り替えつつ、タナも1ヒロから2ヒロとあれこれ探ってみるが、思うように釣果は延びない。
「うーん、これはやっぱり3連休のハイプレッシャーが大きいのね」
と考えた小生。浅くじゃれるようなアタリが多いことを思い、ティペットを5Xから6Xへとサイズダウン。技術未熟なゆえのアワセ切れに苦しみつつも、何とか午前中に7尾まで釣果を延ばしたところで昼飯休憩。ムグムグとサンドイッチなどを頬張り終えた後、
「んじゃあ、午後は予定通りダブハン登場と行きますか」
と決意も新た7番12ftのロッドをつなぎ、よっこらせ、どっこいせ…とキャストを開始する。さて今日の「なごみ」。天気予報通りの快晴。風もほとんどないおかげで久方ぶりのキャストもそれほどトラブルが少なくて済む。(とはいえ、少しリーダーを長く取ると、すぐさまティペットが絡むトラブルに。よく飛ぶのが嬉しいダブハンだが、ターンオーバーの技術をもっちと磨いていかないと、まだまだ実戦では使い切れない・・・と、反省<(_ _)>)
それでもやはり遠投効果はあって、それから後はアタリも多くなっていく。とはいえ、遠いポイントでのヒットゆえに空振りも多ければ、6Xのティペットではこのロッド、少し荷が重いのか、アワセ切れやらファイト中のバラシも頻発。それならリーダーを短くし、ティペットも5Xに戻せば、今度はてきめん、
アタリが出ない・・・
という悪循環。ずいぶん涼しくなり水温も下がった今日の「なごみ」ではあったが、まだまだ魚の方が季節の変化について行けてない感じがして、「絶好調!」という状態にはとてもなっていない。(ちなみに小生以外にルアー、フライ、平日にも関わらず結構なお客さんが来ていたが、どの方も苦戦されていた様子)「そうさな、秋のハイシーズン本格化まで後1週間は必要か・・・」などとつくづく思い至った次第。

さてさて時計が午後2時を過ぎたところで、恒例となっている「田中マネの釣り場巡回」(・・・って、あんたは財前教授か?)が開始される。

珍しく中央桟橋にてカメラとロッドをおろされるマネ殿に、「まぁ判るわけないか」と思いつつ、先ずは軽く会釈した後、お仕事に協力するためにもと、さらにあれやこれやと手を変え品を変えつつ、キャストを繰り返す。それでおおよそ1時間2尾というペースで魚を掛けつつ「新着情報」掲載用写真撮影に少しは貢献することができたのと自負する次第。

(ちなみに今日の「なごみ」。アタリは間遠くとも魚のファイティングスピリットの方は強烈至極。50センチ級のニジマスのジャンプ&ダッシュはもちろん、7番のダブハンでもラインをたぐっていては寄せきれず、何度もリールファイトに持ち込まれてしまう。それが、もうなんとも・・・ああっ、楽し!)

さて気がつけば頬なでる風も冷たく、太陽もしっかりと山かげに隠れてしまえば本日の釣りも終了。チケット返却に事務所に寄れば、PCを前にサイトの編集に余念のない田中マネ。
マネ:「誰も釣れてへん中、ひげオヤジさん、一人で竿曲げてたねぇ・・・」
などとまぁ、お世辞とは知りつつも、お褒めの言葉はうれし恥ずかし。「やっぱり昼間は厳しいけど、これでやっと秋シーズンもオープンってとこやね」と語るマネ殿には、この後、ここを訪れる、たくさんの釣り人の笑顔が頭によぎっているのだろう。ほんとに、またみんなで一緒に笑いましょうね、マネ殿!
などと先ずはお別れのご挨拶もそこそこに、家路に戻ればそこには「ゲゲゲの女房」ならぬ
ムフフの女房・・・
が約1名いたりする。
奥方:「よかったねえ。無事に生まれて」
ひげ:「ほんと、よかったよかった。それより奥方、ちなみに小生も今日からおじいさんになったことなので、少し改名しようと思うんだ」
奥方:「改名って?」
ひげ:「いや、だっておじいさんならおじいさんらしく、ひげオヤジ改め"ひげオンジ"っていうのが妥当じゃないかな」
奥方:「まぁ、それはそれでいいけど・・」
ひげ:「だったらついでに初孫の女の子の名前も、それにあわせて・・」
奥方:「あわせて・・・ってどんな名前?」
ひげ:「やっぱり、シンデレラみたいなきれいな女の子になって欲しいから・・・
灰児(ハイジ)
ってのはどうかな?」
奥方:「なんでやぁああねん!!」

などと大騒ぎしつつも、今夜ここには、この世で一番幸せなおじいちゃんとおばあちゃんがおったそうな・・・
2011/10/12
【ご愛読の皆様へ】
読者の皆様には長く長くおつきあいいただいた、この「ひげオヤジのフライフィッシング日和」もなんとまぁ、今回をもって最終回となってしまいました。ここまで、このひげオヤジを時に励まし、時に慰めて下さった皆様方のご厚情があってこそ、このひげオヤジここまでこの拙いブログを続けてこれた次第。まっこともって、
ありがたうごじゃりまする~♪
と平伏をもってご挨拶したく思うところです。ほんとうにありがとうございました。
ということで、次回からはタイトルを「ひげオンジのフライフィッシング日和」と大きく改め(って、どこが?)、相も変わらず懲りずに長文・駄文の限りを尽くしていく所存。
今後ともお見限りのなきようお願い申し上げたてまつってござそう~ろ~ぉ。
職場の上司はもとより、世間からしっかり見放されていることでつとに有名なこのひげオヤジ。おかげさまで、普段はまったく鳴ることのない小生の携帯。「これはこれで静かでよろしい・・・」などと強がっているこの耳に、
ピヨロロロ~ン♪
と久方ぶりにメールの着信音が届いてくる。「むむっ、何々?」と覗いてみれば、なんと釣りどころか生き物全てが大嫌いという小生のDNAを完全に拒否して今も元気に生きている愚息からのメール。その文面たるや・・・
愚息:「明日の朝ぐらいに生まれるかも知れないので、また連絡します」
とまぁ、そっけないこと限りないのだが、小生並びに隣でおやつをボリボリ食っている奥方には、
大事件!
ということに他ならない。なんともしかすると明日の朝には、このひげオヤジもついにというか、とうとうというか、
おじいちゃん!
なるものになってしまうのだ。(ちなみに奥方は"おばあちゃん"などには絶対にならないと宣言済み。本人曰く"大きいお母さん(英語ではGranーMa)"になるのだとのこと。そんな身勝手は神が許しても、このひげオヤジは許さない!)などという戯れ言はともかく、先ずは少し慌てふためくこの夫婦。
ひげ:「でっ、明日はいったいどうしたもんでございましょうか?」
奥方:「どうしたも、こうしたもあんたが赤ちゃん生むわけじゃないんだから、普通にしてれば・・・」
ひげ:「ということは、偶然とはいえ、明日、休みを取っている私は、魚釣りに行っても良いってことなんですかあ!」
奥方:「なんでやぁねん!!」
***************************************
10月11日・朝6:45
あれから12時間。今朝も朝早くからタックル抱えて車を東南へと走らせるこのひげオヤジの携帯が再び、
ピヨロロロ~ン♪
と鳴り出す。慌てて出たい気持ちはあれど、こちらはとはいえ運転中。「お待ち下され、お待ち下され」と念じつつ、新名神・信楽ICを出たところで車を路肩に寄せれば、すぐさま着信先に電話を返す。すぐさま耳元に届く声の主はといえば、これはこれはの奥方の声。
奥方:「今、生まれたってメールがあったよ」
ひげ:「うむっ!」
と返事をするなり電話片手にガッツポーズをするこんなへんなドライバーを見かけても、皆さんあまり気にすることなく黙って通り過ぎてくださいね。
「そっか、そっか、生まれたか・・・そっか、そっか・・・Oh Baby,Yeah! (^_^)v」
とまぁ、今や定番となったこのRockおやじは性懲りもなく鼻歌交じりで深い霧立ちこめる信楽の町から府道5号線経由とたどりつつ、着いた先はご存じ、
なごみの湖!
朝霧に包まれた「なごみ」。ちなみに工事のために今日はライトエリアはお休み
今年になってから「醒ヶ井養鱒場」など新規に遊ぶところができたせいで、なんと、半年以上も釣りに来てないこの「なごみ」。奈良在住のお友達である"ならおう殿"から、少し前に、
「田中マネが、『ひげオヤジさんどうしてる?』って心配してましたよ」
などというメールももらっており、これはやはり久方ぶりのご挨拶は欠かせないと思い、三連休あけにもかかわらず平日休暇を取っての釣行と相成った。
さて、7時半の開場と同時に受付を済ますが、今日もスタッフさんだけでマネの姿はなし。「まま、三連休忙しかったんでしょう・・・」と今回も会えずじまいに終わることを覚悟しつつも先ずは本湖への坂道を荷物をしょってえっちらおっちらと登っていく。さてさて釣り座はどこにと少しく頭をひねってみるが、先ず今日のお目当ては、
久しぶりにダブハンロッドを目一杯振り回す!
小生手持ちの管釣り用DH7番12ft。初心者には扱いよくてよろしい・・・
ということであることを思い、一番広い一号桟橋へ降りることにした。(ちなみにこの桟橋ではあまり良い釣りをしたことがないのがホントの所。ってか、いつもルアーさんで満員で「入っていく勇気がない・・・」というのが本当のところ)
さてまだ霧の残る湖面を眺めつつ、先ずは9ftの6番ロッドにラインを通し、肩慣らしと思いつつ、タナ1ヒロのルースニング。すぐさまアタリが出るがすっぽ抜け。さらにその数頭後出たアタリにガシッとあわせてやれば、今度は痛恨のラインブレイク。5Xがぶち切れるのだから、掛けた魚のサイズが想像できるが、やはり久方ぶりの「なごみ」で力が入っていることは間違いない。
「こんなことではダメダメ。なにせ今日から"おじいちゃん"になったのだから、もう少し余裕と貫禄を見せないと・・・」
と押さえても押さえきれない笑みに指先まで震わせながら、再度タックルをセットアップし、今度は手前に見えたライズの中心へとキャストすれば、
ストン!
銀ピカの50センチ。いきなりリールを鳴らせてくれて、感謝!
とものすごく気持ちが良くきれいにマーカーが水中に消し込む。オットットと今度は一息おいてから、しっかり魚の顎へとフッキングさせるべく、嘗めるようにロッドをスウィープさせてみればグンッとロッドがしなり出す。さてそれからはもはやお馴染みの、
なごみファイト
足下まではすんなり寄ってくれるものの、少し魚影が見えたところから、
底へ底へ・・・
と遮二無二に突っ込んでいくのがここ"なごみマス"の本領。こちらもすかさずロッドを水面下へと送り込めば、なんと掛けた場所とは全く反対、自分の背中の方で、
ドオォォォン!
と大きな水花火が炸裂する。その大きな音の一つ一つが、このひげオヤジの「初孫誕生!」を祝う号砲となったことは言うまでもなし。
少し小振りな40センチ級。パワーを劣るともそのスピードが魅力の一尾
さて、それから10分間隔の3連発で結果が出るが、調子が良かったのもそこまで。9時を過ぎる頃から急に魚の気配がぷっつりと切れる。時たま出るアタリもあわせてみれば全て空振り。フライもあれこれ取り替えつつ、タナも1ヒロから2ヒロとあれこれ探ってみるが、思うように釣果は延びない。
「うーん、これはやっぱり3連休のハイプレッシャーが大きいのね」
と考えた小生。浅くじゃれるようなアタリが多いことを思い、ティペットを5Xから6Xへとサイズダウン。技術未熟なゆえのアワセ切れに苦しみつつも、何とか午前中に7尾まで釣果を延ばしたところで昼飯休憩。ムグムグとサンドイッチなどを頬張り終えた後、
「んじゃあ、午後は予定通りダブハン登場と行きますか」
と決意も新た7番12ftのロッドをつなぎ、よっこらせ、どっこいせ…とキャストを開始する。さて今日の「なごみ」。天気予報通りの快晴。風もほとんどないおかげで久方ぶりのキャストもそれほどトラブルが少なくて済む。(とはいえ、少しリーダーを長く取ると、すぐさまティペットが絡むトラブルに。よく飛ぶのが嬉しいダブハンだが、ターンオーバーの技術をもっちと磨いていかないと、まだまだ実戦では使い切れない・・・と、反省<(_ _)>)
それでもやはり遠投効果はあって、それから後はアタリも多くなっていく。とはいえ、遠いポイントでのヒットゆえに空振りも多ければ、6Xのティペットではこのロッド、少し荷が重いのか、アワセ切れやらファイト中のバラシも頻発。それならリーダーを短くし、ティペットも5Xに戻せば、今度はてきめん、
アタリが出ない・・・
という悪循環。ずいぶん涼しくなり水温も下がった今日の「なごみ」ではあったが、まだまだ魚の方が季節の変化について行けてない感じがして、「絶好調!」という状態にはとてもなっていない。(ちなみに小生以外にルアー、フライ、平日にも関わらず結構なお客さんが来ていたが、どの方も苦戦されていた様子)「そうさな、秋のハイシーズン本格化まで後1週間は必要か・・・」などとつくづく思い至った次第。
今日のなごみ・・平日なれど各桟橋には全て釣り人が・・・
さてさて時計が午後2時を過ぎたところで、恒例となっている「田中マネの釣り場巡回」(・・・って、あんたは財前教授か?)が開始される。
今日も仕事だ、などと言いつつ大喜びで釣る田中マネ(ぼけた写真で申し訳なし)
珍しく中央桟橋にてカメラとロッドをおろされるマネ殿に、「まぁ判るわけないか」と思いつつ、先ずは軽く会釈した後、お仕事に協力するためにもと、さらにあれやこれやと手を変え品を変えつつ、キャストを繰り返す。それでおおよそ1時間2尾というペースで魚を掛けつつ「新着情報」掲載用写真撮影に少しは貢献することができたのと自負する次第。

こんなもんで良かったすかね、財前・・・もとい、田中マネ!
(ちなみに今日の「なごみ」。アタリは間遠くとも魚のファイティングスピリットの方は強烈至極。50センチ級のニジマスのジャンプ&ダッシュはもちろん、7番のダブハンでもラインをたぐっていては寄せきれず、何度もリールファイトに持ち込まれてしまう。それが、もうなんとも・・・ああっ、楽し!)
今日一のファイター。堅い7番をグィンと曲げてくれました!
***************************************
さて気がつけば頬なでる風も冷たく、太陽もしっかりと山かげに隠れてしまえば本日の釣りも終了。チケット返却に事務所に寄れば、PCを前にサイトの編集に余念のない田中マネ。
マネ:「誰も釣れてへん中、ひげオヤジさん、一人で竿曲げてたねぇ・・・」
などとまぁ、お世辞とは知りつつも、お褒めの言葉はうれし恥ずかし。「やっぱり昼間は厳しいけど、これでやっと秋シーズンもオープンってとこやね」と語るマネ殿には、この後、ここを訪れる、たくさんの釣り人の笑顔が頭によぎっているのだろう。ほんとに、またみんなで一緒に笑いましょうね、マネ殿!
などと先ずはお別れのご挨拶もそこそこに、家路に戻ればそこには「ゲゲゲの女房」ならぬ
ムフフの女房・・・
が約1名いたりする。
奥方:「よかったねえ。無事に生まれて」
ひげ:「ほんと、よかったよかった。それより奥方、ちなみに小生も今日からおじいさんになったことなので、少し改名しようと思うんだ」
奥方:「改名って?」
ひげ:「いや、だっておじいさんならおじいさんらしく、ひげオヤジ改め"ひげオンジ"っていうのが妥当じゃないかな」
奥方:「まぁ、それはそれでいいけど・・」
ひげ:「だったらついでに初孫の女の子の名前も、それにあわせて・・」
奥方:「あわせて・・・ってどんな名前?」
ひげ:「やっぱり、シンデレラみたいなきれいな女の子になって欲しいから・・・
灰児(ハイジ)
ってのはどうかな?」
奥方:「なんでやぁああねん!!」

チーズを焼くふりなどをしながら、孫にロッドの扱いを教えるひげオンジ
オンジ:「いいかい、ここでこうやってグリップを返すと、チーズよりすてきな魚が釣れるんだぞ」
孫娘:「うわぁ、すごい、おじいさん!もっともっと、おしえて、おじいさん~♪」
オンジ:「いいかい、ここでこうやってグリップを返すと、チーズよりすてきな魚が釣れるんだぞ」
孫娘:「うわぁ、すごい、おじいさん!もっともっと、おしえて、おじいさん~♪」
などと大騒ぎしつつも、今夜ここには、この世で一番幸せなおじいちゃんとおばあちゃんがおったそうな・・・
2011/10/12
***************************************
【ご愛読の皆様へ】
読者の皆様には長く長くおつきあいいただいた、この「ひげオヤジのフライフィッシング日和」もなんとまぁ、今回をもって最終回となってしまいました。ここまで、このひげオヤジを時に励まし、時に慰めて下さった皆様方のご厚情があってこそ、このひげオヤジここまでこの拙いブログを続けてこれた次第。まっこともって、
ありがたうごじゃりまする~♪
と平伏をもってご挨拶したく思うところです。ほんとうにありがとうございました。
ということで、次回からはタイトルを「ひげオンジのフライフィッシング日和」と大きく改め(って、どこが?)、相も変わらず懲りずに長文・駄文の限りを尽くしていく所存。
今後ともお見限りのなきようお願い申し上げたてまつってござそう~ろ~ぉ。
2011年10月11日
Learn To Fly
まったくもってご無沙汰限りのナチュログとあいなりしこのひげオヤジ。この間いったい何をしておったのかといえば、それはもう来る日も来る日も
ロックな毎日、Yeah!!・・!(^^)!
を過ごしていたという次第。思えば遡ること40年前。DeepPurpleなるバンドのレコードを買って以来、ずーっと続けた

ロック小僧の日々(^_^)v
そのままE.C.やらZepやらに血道を上げて70年代から80年代の半ばまでを走り抜けてきたものの、どういうことか社会人になってからは、次第に、

Jazz・・・(-_-)
の世界に足を取られ、気がつけばやれMilesだ、Coltraneだのと小賢しく振る舞いつつ、気がつけば20年以上の月日が経ってしまっている。小生がかのように呆けている、その間にもロックの世界はあれこれ進んでいたようで、最近読む小説やら何やらでは聞いたことのないバンド名やら曲名ばかり目につくようになっていた。
小生が気がつかぬ間に、世間は「パンク・ニューウェイブ」などというのも遙か昔、すでにアルタナティブやらグランジやら耳慣れない言葉に目の前がクラクラする有様。いやはやさてさてまったくもって、「これはいかん!」と一念発起。先ずはてんてこ舞いの大慌ての形相で、まさに小生にとっての

を失地回復しようと躍起になるのだから、やはり馬鹿はいつまでたってもバカだ・・・ということを自覚しつつも、やはりバカにつける薬などはどこにもなく、次から次へとCDを買い漁ることに。
やれニルヴァーナじゃメタリカじゃ、さてはて米国阿呆じゃ淋菌公園(?)じゃと大騒ぎしている間に月日は過ぎに過ぎる。気がつけば渓流最終盤となった先月九月も、予定した釣行日をことごとく
台風(@_@)
などに足下すくわれアララアララと過去の話となってしまう。
そして気がつけば神無月。それでも止まぬ雨はなければ明けない夜はないの言葉のとおり、好天予想のこの3連休。渋滞などもなんのその、「温泉さえあれば地獄にだって行く!」という、あの我が奥方共々に西へ西へと久方ぶりの旅と相成った。


さて、今回は「一度、鳥取砂丘というものをこの目で見たい」という奥方の要望も聞き入れての山陰への旅。ならば途中少しの寄り道を許してもらい、久方ぶりの

へと車は向かう。
昨年も訪れた旭ダム下の自然マス釣り場。昨年は夕方の1時間と、早朝の1時間だけの釣りであったため、それほど納得の釣りとはならなかったことを思い、今回は正午過ぎに現地着。露天風呂西の横綱を称する名湯の地だけに奥方にもいくらでも時間の潰す方便もあり、まさに、
『お婆さんは宿へ入浴に、お爺さんは川にマス釣りに・・・』
という『桃太郎釣三昧』も可能なことが何よりありがたい。さて、川傍の駐車場に車をおいてはすぐさまウェーダーやらロッドやらを取り出し支度にかかる。さてそこから上流へと歩くこと10分。川面を見れば昨秋訪れた時とは一転。

という感じがすぐさま脳裏に浮かんでくる。細い流れに澱んだ水。先ほど目にした駐車場も一部が崩れ、立ち入り禁止のロープがあちこちに。川縁には折れた木々やら鉄管などがかいま見えれば、ここも先月の

により大きな傷跡が残されたことがよくわかる。ダム下の管理事務所にて入漁券(日券2100円というのは下手な自然渓流より安い!)を購入しつつ、管理人のご婦人からお話を伺えば、
管理人さん:「ええ、ここも先月の台風で3年半ぶりにダム湖が放水。温泉施設はもとより、川辺の施設は全部流されてしまい、一週間は温泉街全てが営業停止になってたんですよ・・・」
とのこと。今は復旧のためもありダム湖の放水は最低限。おかげでダム底の澱(おり)がちょろちょろながれる川は、あちこちに腐った水藻が流れ漂うという有様で、おそらくはこの釣り場において考え得る、

となっている。小生も思わず「それじゃ、魚も全部下流へ流されたんじゃないんですか?」とおそるおそる聞いてみれば、くだんの管理人さん。
管理人さん:「いえいえ、魚はとりあえず残ってくれましたけど、これだけ流れが緩くなると今度はカワウが心配で。・・・ええ、ほんとに困ったものです。」
と本当に春の地震に続いて、まさにこの国にとって今年というこの一年が「災害と苦難の一年・・・」となったことを身をもって思い知る次第。

さてそんな風にため息をつきつつも、先ずはロッドにラインを通し、釣りの支度に取りかかる。当然水面にライズもなければここは昨秋実績のあった「ビーズヘッドピューパ」でご機嫌を伺うことに。先ずは管理事務所下のプール(といっても規模は昨年の二分の一か)にて第一投。朱色のマーカーが空しく流れ去るのを眺めつつ、それでも6投目には、ヒュンと流れに逆らいマーカーが消し込む。「それっ」とロッドを立てればさほどの抵抗もないままに、ハラヒレホレ~と20センチばかりのニジマスが足下に寄る。「そっか、そっか、魚は流されずに済んだんだ・・・」と一安心しつつ先ずはダム下のプールまでおそるおそる釣り上がれば、先ずは20~30センチのマスたちが6尾ほど遊んでくれる。
「まま、こんなもんか」と納得しつつ、いったん川から上がり今度は桟橋下の駐車場から再度入渓。昨年桟橋上から大きな魚影の見えたプールを狙ってみるが、そこでは全く無反応。んじゃんじゃ、と呟きつつさらに下流のチョークストリーム(のはずなんだが、今は腐った浮き藻と濁った水でその面影は全くなし)へと歩を進め、少し流れのきつくなったバンク際へとフライを落とせば、
グゥン!
と今度はこれまでとは全く違ったしっかりとした手応え。DAIWAの4番ロッド(ちなみにリールはSHIMANOと今日のタックルは純国産)を満月にしつつ、上流下流と走り回るマスとやったとったの格闘の後、手持ちのリリースネットでは少し役不足と思いつつも、先ずは強引にネットインしたのが、

威風堂々の体格に完璧な鰭、そして鮮やかなレッドバンドも神々しいまさに
と呼ぶに相応しいのがこの、「放流ほとんどなく、自然再生産が可能」となったこの釣り場の真実であったりするのです。


さてさて、通りかかったギャラリーの方々(好天の3連休、この湯原温泉も満員盛況のご様子でした)のから「いやぁ、こんな魚が釣れたら楽しいでしょう・・」お褒めの言葉を頂戴した後、ではではと流れを釣り下りつつ、20センチ前後のちびマスを釣ったりバラしたりしつつ旅館下の大プールへと出てしまう。
下手を見ればなにやら流行のスィッチロッドでスペイやらオーバーヘッドやらでキャストを楽しむダブハンのお二方の姿が見える。そのご様子をうかがいつつその釣り姿を拝見しておれば、上手のお一人にすかさずヒット。
「うーん、それなら、小生もここで少し粘りませうか・・・」
とひとりごちつつ、お二人の上手20メートルほどの所で川に立ち込みキャスト開始。底石の切れ目となる深みを狙いつつ、ゆっくりフライを流しておれば、アタリは間遠いながらも、先ずはレギュラーの25センチ級が3尾。さらには下流へ下流と突っ走りロッドをグンと引き絞ってくれた35センチの銀ピカ君が釣れ上がる。
「ふむふむ、今日の状況ならこれで十分なのかな・・」などと考えつつ、先ずは日もかげりだしずいぶん肌寒くなってきたことに気づけば、時計の方はもう午後4時を少し過ぎている。「もう少し釣ったら宿に戻ろう・・・」と思いながらも、少し上流へと釣り座を変え、目の前に立つ大岩の影にフライを流したその途端、ピクピクと前アタリがあったかと思うやいなや、グンと重たくマーカーが一気に消し込む。

とロッドをあおればいきなり逆光の中、一際大きな魚体が烈火のごとく水面上に跳ね上がる。着水と同時に下流対岸へと突っ走る魚体に手元のラインは一気に持って行かれるばかりか、ジリリリリリと久しぶりに聞く小気味よいリール音。20メートル走ったところで再度大きなジャンプを見せた魚影が反転するにあわせて今度はリールを巻きに巻く。5メートルほど手前に見える浮き藻の固まりをかわしつつ、今度は上手大岩に回り込まれる前にと滑る川底に神経を張り詰めつつ、下手上手とこちらもせわしく動き回ることとなる。ドラグを少し閉め、ロッドの曲がりを目で楽しもうと少し視線を上げてみれば、なんと対岸のホテルのラウンジの大きな窓から老夫婦とおぼしきお二人がしっかり小生のファイト姿に見入っておられる。



などと訳のわからぬことを頭の中でわめき散らしつつも、それから以降もやったとったの5分間。何とか足下まで寄せてみるも、こちらの顔を見るやいなや再度遁走を試みる大マスに冷や汗を死ぬほどかきつつ、何とか小さなネットにはみ出す魚体を押し込むことに成功。
「やったあ!」(^_^)v
と大きくネットを持ち上げて対岸のホテルを見れば、先ほどから小生を応援してくださっていた老夫婦もそろってパチパチパチと拍手で祝福して下さっている。そのお姿に向けて先ずはペコリと一礼。いやはやこんな楽しみもオマケとなるなんて・・・本当に良い釣り場なんだ、ここは。
その後も一尾大マスを掛けるも、さすがに集中力が切れたか、その一尾は流れも固まりに突っ込まれて痛恨のバラシ。それでも時計が午後5時になるのと同時にレギュラーサイズを上がりマスとばかりに仕留めて、先ずは半日の釣りを終了。自然の猛威の前にはかなく潰え去る人為であっても、その自然は途方もない回復力をもって我々に大きな恩恵を与えるものだと思い知った次第。(とはいえ、この釣り場がかつての輝きを取り戻すには、周辺の整備が終わって、水量も十分に確保されてからのこと。今しばらくの時間は必要かと考える次第)
さて久方ぶりの釣りを「量より質」で十分に堪能した後、宿へと向かう道すがら、頭の中に響くのは、ここしばらく繰り返し繰り返し聞いてきたロックミュージック。中でも、こんな一曲が・・・
(ちなみにこの歌詞対訳。辞書すら引けぬこのウスラひげオヤジの仕業ですので、恐ろしいまでの誤訳の固まりであります。特に受験生の皆様などは決して参考にしてはいけませぬ。ちなみに正しい翻訳は、下のコメント欄にて、あのJbopper氏が示してくださっています。そちらをご参照下さいますように・・・)
そうそう、まだまだ勉強しなければいけないことが、このひげオヤジには、たくさん、たぁぁぁぁくさんあったりするのですよね。
2011/10/10
ロックな毎日、Yeah!!・・!(^^)!
を過ごしていたという次第。思えば遡ること40年前。DeepPurpleなるバンドのレコードを買って以来、ずーっと続けた

ロック小僧の日々(^_^)v
そのままE.C.やらZepやらに血道を上げて70年代から80年代の半ばまでを走り抜けてきたものの、どういうことか社会人になってからは、次第に、

Jazz・・・(-_-)
の世界に足を取られ、気がつけばやれMilesだ、Coltraneだのと小賢しく振る舞いつつ、気がつけば20年以上の月日が経ってしまっている。小生がかのように呆けている、その間にもロックの世界はあれこれ進んでいたようで、最近読む小説やら何やらでは聞いたことのないバンド名やら曲名ばかり目につくようになっていた。
小生が気がつかぬ間に、世間は「パンク・ニューウェイブ」などというのも遙か昔、すでにアルタナティブやらグランジやら耳慣れない言葉に目の前がクラクラする有様。いやはやさてさてまったくもって、「これはいかん!」と一念発起。先ずはてんてこ舞いの大慌ての形相で、まさに小生にとっての
失われた20年間・・・

を失地回復しようと躍起になるのだから、やはり馬鹿はいつまでたってもバカだ・・・ということを自覚しつつも、やはりバカにつける薬などはどこにもなく、次から次へとCDを買い漁ることに。
やれニルヴァーナじゃメタリカじゃ、さてはて米国阿呆じゃ淋菌公園(?)じゃと大騒ぎしている間に月日は過ぎに過ぎる。気がつけば渓流最終盤となった先月九月も、予定した釣行日をことごとく
台風(@_@)
などに足下すくわれアララアララと過去の話となってしまう。
そして気がつけば神無月。それでも止まぬ雨はなければ明けない夜はないの言葉のとおり、好天予想のこの3連休。渋滞などもなんのその、「温泉さえあれば地獄にだって行く!」という、あの我が奥方共々に西へ西へと久方ぶりの旅と相成った。
******************************************
今回の旅で出会ったもの達・・・
なんと旅館の池で飼われている天然記念物のオオサンショウウオ!
こちらも天然記念物級のコウノトリ。生きてるの見たのは小生初めて!
さて、今回は「一度、鳥取砂丘というものをこの目で見たい」という奥方の要望も聞き入れての山陰への旅。ならば途中少しの寄り道を許してもらい、久方ぶりの
湯原温泉
へと車は向かう。
昨年も訪れた旭ダム下の自然マス釣り場。昨年は夕方の1時間と、早朝の1時間だけの釣りであったため、それほど納得の釣りとはならなかったことを思い、今回は正午過ぎに現地着。露天風呂西の横綱を称する名湯の地だけに奥方にもいくらでも時間の潰す方便もあり、まさに、
『お婆さんは宿へ入浴に、お爺さんは川にマス釣りに・・・』
という『桃太郎釣三昧』も可能なことが何よりありがたい。さて、川傍の駐車場に車をおいてはすぐさまウェーダーやらロッドやらを取り出し支度にかかる。さてそこから上流へと歩くこと10分。川面を見れば昨秋訪れた時とは一転。
川がささくれ立っている・・・
上流から露天風呂「砂湯」を眺める。昨年あった脱衣場の建物など跡形もなし・・・
という感じがすぐさま脳裏に浮かんでくる。細い流れに澱んだ水。先ほど目にした駐車場も一部が崩れ、立ち入り禁止のロープがあちこちに。川縁には折れた木々やら鉄管などがかいま見えれば、ここも先月の
台風12号!
により大きな傷跡が残されたことがよくわかる。ダム下の管理事務所にて入漁券(日券2100円というのは下手な自然渓流より安い!)を購入しつつ、管理人のご婦人からお話を伺えば、
管理人さん:「ええ、ここも先月の台風で3年半ぶりにダム湖が放水。温泉施設はもとより、川辺の施設は全部流されてしまい、一週間は温泉街全てが営業停止になってたんですよ・・・」
とのこと。今は復旧のためもありダム湖の放水は最低限。おかげでダム底の澱(おり)がちょろちょろながれる川は、あちこちに腐った水藻が流れ漂うという有様で、おそらくはこの釣り場において考え得る、
最悪のコンディション!
濁った水に藻のくずの浮かぶ水面。これで釣りになるのかしら?
となっている。小生も思わず「それじゃ、魚も全部下流へ流されたんじゃないんですか?」とおそるおそる聞いてみれば、くだんの管理人さん。
管理人さん:「いえいえ、魚はとりあえず残ってくれましたけど、これだけ流れが緩くなると今度はカワウが心配で。・・・ええ、ほんとに困ったものです。」
と本当に春の地震に続いて、まさにこの国にとって今年というこの一年が「災害と苦難の一年・・・」となったことを身をもって思い知る次第。
それでも釣れてくれるニジマス君。サイズはさておき先ずは感謝!
さてそんな風にため息をつきつつも、先ずはロッドにラインを通し、釣りの支度に取りかかる。当然水面にライズもなければここは昨秋実績のあった「ビーズヘッドピューパ」でご機嫌を伺うことに。先ずは管理事務所下のプール(といっても規模は昨年の二分の一か)にて第一投。朱色のマーカーが空しく流れ去るのを眺めつつ、それでも6投目には、ヒュンと流れに逆らいマーカーが消し込む。「それっ」とロッドを立てればさほどの抵抗もないままに、ハラヒレホレ~と20センチばかりのニジマスが足下に寄る。「そっか、そっか、魚は流されずに済んだんだ・・・」と一安心しつつ先ずはダム下のプールまでおそるおそる釣り上がれば、先ずは20~30センチのマスたちが6尾ほど遊んでくれる。
「まま、こんなもんか」と納得しつつ、いったん川から上がり今度は桟橋下の駐車場から再度入渓。昨年桟橋上から大きな魚影の見えたプールを狙ってみるが、そこでは全く無反応。んじゃんじゃ、と呟きつつさらに下流のチョークストリーム(のはずなんだが、今は腐った浮き藻と濁った水でその面影は全くなし)へと歩を進め、少し流れのきつくなったバンク際へとフライを落とせば、
グゥン!
と今度はこれまでとは全く違ったしっかりとした手応え。DAIWAの4番ロッド(ちなみにリールはSHIMANOと今日のタックルは純国産)を満月にしつつ、上流下流と走り回るマスとやったとったの格闘の後、手持ちのリリースネットでは少し役不足と思いつつも、先ずは強引にネットインしたのが、
38センチの雄!
威風堂々の体格に完璧な鰭、そして鮮やかなレッドバンドも神々しいまさに
野生の一尾・・・
と呼ぶに相応しいのがこの、「放流ほとんどなく、自然再生産が可能」となったこの釣り場の真実であったりするのです。
間違いなくこの川生まれの天然ニジマス。本州にもこんな所はあるんだ
photo by 奥方~ひげオヤジ健在の証拠写真
さてさて、通りかかったギャラリーの方々(好天の3連休、この湯原温泉も満員盛況のご様子でした)のから「いやぁ、こんな魚が釣れたら楽しいでしょう・・」お褒めの言葉を頂戴した後、ではではと流れを釣り下りつつ、20センチ前後のちびマスを釣ったりバラしたりしつつ旅館下の大プールへと出てしまう。
下手を見ればなにやら流行のスィッチロッドでスペイやらオーバーヘッドやらでキャストを楽しむダブハンのお二方の姿が見える。そのご様子をうかがいつつその釣り姿を拝見しておれば、上手のお一人にすかさずヒット。
「うーん、それなら、小生もここで少し粘りませうか・・・」
とひとりごちつつ、お二人の上手20メートルほどの所で川に立ち込みキャスト開始。底石の切れ目となる深みを狙いつつ、ゆっくりフライを流しておれば、アタリは間遠いながらも、先ずはレギュラーの25センチ級が3尾。さらには下流へ下流と突っ走りロッドをグンと引き絞ってくれた35センチの銀ピカ君が釣れ上がる。
「ふむふむ、今日の状況ならこれで十分なのかな・・」などと考えつつ、先ずは日もかげりだしずいぶん肌寒くなってきたことに気づけば、時計の方はもう午後4時を少し過ぎている。「もう少し釣ったら宿に戻ろう・・・」と思いながらも、少し上流へと釣り座を変え、目の前に立つ大岩の影にフライを流したその途端、ピクピクと前アタリがあったかと思うやいなや、グンと重たくマーカーが一気に消し込む。
フンッ!
釣り場のすぐ横にホテルが並ぶ。ギャラリー豊富なまさに日本一ハイプレッシャーな釣り場(?)
とロッドをあおればいきなり逆光の中、一際大きな魚体が烈火のごとく水面上に跳ね上がる。着水と同時に下流対岸へと突っ走る魚体に手元のラインは一気に持って行かれるばかりか、ジリリリリリと久しぶりに聞く小気味よいリール音。20メートル走ったところで再度大きなジャンプを見せた魚影が反転するにあわせて今度はリールを巻きに巻く。5メートルほど手前に見える浮き藻の固まりをかわしつつ、今度は上手大岩に回り込まれる前にと滑る川底に神経を張り詰めつつ、下手上手とこちらもせわしく動き回ることとなる。ドラグを少し閉め、ロッドの曲がりを目で楽しもうと少し視線を上げてみれば、なんと対岸のホテルのラウンジの大きな窓から老夫婦とおぼしきお二人がしっかり小生のファイト姿に見入っておられる。
「うーん、これじゃバラすわけにはイカの金玉!」
完璧な尾びれ!
小さく引き締まった横顔!
全身筋肉のパーフェクトな魚体。これぞレインボートラウト!
などと訳のわからぬことを頭の中でわめき散らしつつも、それから以降もやったとったの5分間。何とか足下まで寄せてみるも、こちらの顔を見るやいなや再度遁走を試みる大マスに冷や汗を死ぬほどかきつつ、何とか小さなネットにはみ出す魚体を押し込むことに成功。
「やったあ!」(^_^)v
と大きくネットを持ち上げて対岸のホテルを見れば、先ほどから小生を応援してくださっていた老夫婦もそろってパチパチパチと拍手で祝福して下さっている。そのお姿に向けて先ずはペコリと一礼。いやはやこんな楽しみもオマケとなるなんて・・・本当に良い釣り場なんだ、ここは。
その後も一尾大マスを掛けるも、さすがに集中力が切れたか、その一尾は流れも固まりに突っ込まれて痛恨のバラシ。それでも時計が午後5時になるのと同時にレギュラーサイズを上がりマスとばかりに仕留めて、先ずは半日の釣りを終了。自然の猛威の前にはかなく潰え去る人為であっても、その自然は途方もない回復力をもって我々に大きな恩恵を与えるものだと思い知った次第。(とはいえ、この釣り場がかつての輝きを取り戻すには、周辺の整備が終わって、水量も十分に確保されてからのこと。今しばらくの時間は必要かと考える次第)
さて久方ぶりの釣りを「量より質」で十分に堪能した後、宿へと向かう道すがら、頭の中に響くのは、ここしばらく繰り返し繰り返し聞いてきたロックミュージック。中でも、こんな一曲が・・・
・・・I'm looking to the sky to save me
Looking for a sign of life
Looking for something to help me burn out bright
I'm looking for complication
Looking 'cause I'm tired of trying
Make my way back home when I learn to Fly
(translated by ひげオヤジ)
・・・オイラを守ってくれる青空はどこだ?
人生ってやつの証しはどこだ?
オイラを熱く輝かせるものも
ひどくこんがらがったことも、全てどこに?
これ以上慌てることにもうんざりしたから
そうともFlyfishingを覚えてから家に帰ろう
Looking for a sign of life
Looking for something to help me burn out bright
I'm looking for complication
Looking 'cause I'm tired of trying
Make my way back home when I learn to Fly
(translated by ひげオヤジ)
・・・オイラを守ってくれる青空はどこだ?
人生ってやつの証しはどこだ?
オイラを熱く輝かせるものも
ひどくこんがらがったことも、全てどこに?
これ以上慌てることにもうんざりしたから
そうともFlyfishingを覚えてから家に帰ろう
(ちなみにこの歌詞対訳。辞書すら引けぬこのウスラひげオヤジの仕業ですので、恐ろしいまでの誤訳の固まりであります。特に受験生の皆様などは決して参考にしてはいけませぬ。ちなみに正しい翻訳は、下のコメント欄にて、あのJbopper氏が示してくださっています。そちらをご参照下さいますように・・・)
そうそう、まだまだ勉強しなければいけないことが、このひげオヤジには、たくさん、たぁぁぁぁくさんあったりするのですよね。
2011/10/10
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